【ウチの娘は、彼氏が出来ない!!第8話】ネタバレ・あらすじ・感想

菅野美穂が主演を務める『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』は、娘役に浜辺美波と、ほぼダブル主演状態の豪華キャストで放送されます。

今回は『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』第8話の、ネタバレ・あらすじ・感想をご紹介していきます。

父との再会

空さんは自分の父親である一ノ瀬風雅さんの若い頃の写真を見つめています。

周一さんが流木のオブジェを持って『おだや』を訪れます。

スキューバをやるために行った島で、流木を売る謎のおじさん(現在の一ノ瀬風雅)と出会い、その人から買ったのだといいます。

そして付き合っているはずの空さんから、何か悩んでいるようだけど何も言ってもらえない、微妙に距離を置かれている感じがすることを、碧さんやゴンちゃんなど『おだや』の面々に相談します。

空さんは母親の碧さんと血の繋がりがなかったことや、それを隠されていたことなど、しばらく家庭の事情で悩んでいましたが、そのことを彼氏である周一さんには何も言っていませんでした。

その代わりに、大学の友人に過ぎないはずの光さんには、全部相談しています。

それを知った周一さんは、ショックを受けます。

「ただの友だち。恋とか愛とかじゃないです」

そう言われても、周一さんはモヤモヤしています。

空さんは「生みの母と育ての母を捨てた極悪人」の一ノ瀬風雅さんに会って、

「鉄拳を食らわしてやりたい」

と彼の若い頃の写真を見せます。その顔に周一さんは見覚えがあります。

島で流木を拾っていた謎のおじさんにそっくりでした。

一ノ瀬さんの居場所が分かった空さんと碧さんは、彼に会うため島へ旅立ちます。

小屋みたいな家で一人で暮らしている一ノ瀬風雅さんのところに、空さんと碧さんがやって来ます。久しぶりの再会に、碧さんは駆け寄り、

「一ノ瀬さん? 碧です。水無瀬碧」

と名乗りますが、

「えっと……」

忘れられていました。

「私、一週間あなたに恋をしていました……あなたにとっては忘れられてしまう一週間でも、私にとっては、今もまだ、鮮明に残る一週間でした」

と碧さんは一ノ瀬さんに自分たちのこと、そして鈴さんのことを話しますが、一ノ瀬さんは鈴さんのことも、

「そんな人いたかな……もう20年も前のことだから……」

とあまり覚えていないような、ふりをします。

「あの子、鈴さんの、あなたの娘です」

と碧さんは空さんのことも話し、空さんを生んですぐに鈴さんが病気で亡くなり、その後自分が引き取って育てたことを伝えます。

鉄拳制裁のつもりが……

『真夏の空は、夢』の締め切りが迫っているのでここで仕事をさせてくれないかという碧さんにしばらく家を貸し、一ノ瀬さんは外で空さんと二人で話をします。
海岸で拾った流木を高圧洗浄機で洗いながら、

「弱いところは傷んでいるからすぐに剥がれます。硬い芯が残っている流木が、良い流木なんです」

と一ノ瀬さんは言います。

「自然の力で、岩にぶつかったり、波にもまれたり、砂浜に打ちつけられたりしながら、時が経つごとに、流木は強くなっていきます。旅する中で、強くなっていく」

そんな風に流木の話ばかりする一ノ瀬さんに、

「こんなところに一人で住んでて、寂しくないんですか?」

と空さんが素朴な疑問をぶつけると、

「寂しいですよ」

と一ノ瀬さんは微笑みます。

一ノ瀬さんは役者をやっていましたが、昔のドラマでブレイクした絶頂期に引退してしまったそうです。

「なんで、売れて、ブレイクして、絶頂期に、芸能界辞めたんですか?」

「つまんなくなっちゃったんですよね、売れたら。売れてるとか売れてないとか、数字に振り回されて……朝から晩までスケジュールが入る。マネージャーが惑星を取り巻く衛星みたいに僕を取り囲む。大きな家を買う。そこから動けなくなる。あげくに、台本に書かれているセリフさえ、不自由に感じました。なぜおれは、思ってもないことを言わなければいけない……ロボットか?」

「そんなんでよく役者になろうとしましたね」

一方、モヤモヤが晴れない周一さんは、『おだや』で光さんに、

「俺、空ちゃん諦めませんから」

と宣戦布告してきます。光さんは余裕ぶって笑い、

「恋愛って二人のことでしょ? 二人の密室の出来事ですよ。第三者はそこには入れない。彼女のことが好きなら、彼女に言えばいいでしょう?」

軽く諭してやろうとしますが、周一さんが空さんと手を繋いだと聞いて、モヤモヤします。

空さんは一ノ瀬さんに「鉄拳を食らわす」などと息巻いていたのに、一緒に魚釣りなどをしているうちにどんどん仲良くなっていき、それを見守る碧さんもまた、モヤモヤします。

パソコンで原稿を送る碧さんの様子を見て、

「小さな世界ですね。10本の指がそこで動く。半径10センチ。僕は、世界中の流木を拾います。それぞれ、形が違う。それぞれの歴史が違う。流れてきた、歴史……」

そう言う一ノ瀬さんに、

「母ちゃんの仕事は流木を拾うのとは違う。世界は小さい。母ちゃんのこの小さな頭の中だけだ。脳みそだってそんなに入ってないかもしれない。でもそこから作られた世界は、とてつもなく大きい。無限大だ。いろんな人を幸せにする」

と碧さんを庇うため、空さんは必死で言い返します。それを見て、

「いい子に育ちましたね」

と一ノ瀬さんは嬉しそうに碧さんに笑いかけます。

一ノ瀬さんは自分は外にテントを張って一人で寝るから、二人に家を使うように言います。夕食のときにそのテントの前で、釣ってきた魚やマシュマロを焼いて食べたりしたことを、空さんは光さんに電話で報告します。

「ていうかさ、何でお前、俺に電話してくるの? 普通こういうときって彼氏に電話するんじゃないの?」

と光さんは空さんに言います。『おだや』で周一さんと一悶着あったことで、まだモヤモヤしているようです。

「手、つないだんだろ。手をつないだらそれはもう恋人だ」

周一さんが好きなら周一さんに電話をしろといって光さんは電話を切り、「大人気なー、俺」と自分でへ込みます。

渡り鳥のように

焚き火の前で、空さんは一ノ瀬さんに、芸能界を辞めた後、どうして流木を拾うようになったのか訊きます。

「僕は売れて、いろんなものを得たんで、今度はいろんなものを捨ててみようと思いました。お金を捨てました。寄付しました。家を捨てました。ぜーんぶ捨てました。流木を拾い始めたのは、10年ぐらい前。その間、いろんなことをしました。南の島の民宿で働いてみたり、歌を歌ってみたり、ありとあらゆることをしたな……ありとあらゆるところへ行きました」

「そんなんで、暮らしていけるんですか?」

「お金がなくても、生きていけます。人がいれば、いいんです。自分を助けてくれる人、自分が助けたいと思う人、持ちつ持たれつ、いろんなところを旅しながら、いろんな人と知り合って、何とか食べるに困らず、朝起きて働いて、夜がきたら少し美味しいものを食べて、寝て……」

「何かを目指したりはしないんですか? 夢とか」

「僕の夢は役者になることでした。夢は33歳の頃に終わりました。叶ったので。そして、窮屈になったので……」

家を捨てて、転々として、「どこにでも住める。世界中を自分の家にしたんです」という一ノ瀬さんの話に、

「世界中を家に……渡り鳥みたい……」

空さんは感銘を受けたようです。

家の中からその様子を見ていた碧さんは、

「何なの……血が繋がってるから気が合うの?」

二人が急速に仲良くなったことに、モヤモヤしている様子。

一ノ瀬さんは空さんをダンスに誘い、二人はそのまま旅に出てしまいます。

朝、碧さんが起きると、

「かーちゃん、空はしばらく旅に出ることにした。フーガとな。達者でな。連絡するね」

と置き手紙がありました。

「とられた……」

愕然とする碧さん。

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