【ウチの娘は、彼氏が出来ない!!第7話】ネタバレ・あらすじ・感想

菅野美穂が主演を務める『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』は、娘役に浜辺美波と、ほぼダブル主演状態の豪華キャストで放送されます。

今回は『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』第7話の、ネタバレ・あらすじ・感想をご紹介していきます。

美し過ぎる嘘

碧さんが空さんの出生の秘密について話します。

碧さんは23、4歳の頃、好きな人がいました。

「私はこの人に出会うために生まれてきたんだと思った。世界のすべてだった」

しかしその人は碧さんを裏切りました。

作家としても、『空の匂いをかぐ』が大ヒットした直後で、世間に持ち上げられ、期待され過ぎて、そのプレッシャーで次の作品が書けないスランプに陥っていました。

「生きてること全部が苦痛で、自分には、もう生きてる意味はない。自分には意味はないんだって思った」

鬱状態の碧さんが樹海に行くと、森の奥深くで、赤ちゃんの泣き声が聞こえたと言います。

「あなたが、泣いていた……あなたが、生きていた。私は、知らず知らずのうちに手を差し伸べてた……生きていこう。この子、育てようって思った」

それが空さんとの出会いだったと碧さんは話します。

その話を空さんは信じ、

「そんなところで私捨てられてて、死のうとしてた母ちゃんを救えたのなら、私、樹海に捨てられててよかった」

と大学で光さんに話します。

碧さんと血の繋がりがないという事実を、空さんなりに受け入れていますが、そのことで碧さんとの関係がぎこちなくなってしまったとも言います。

「でも実際の親子でもそうじゃない? 一緒に暮らしてたとき、離れて暮らし始めたとき、結婚して出ていってから……家族の距離とか、雰囲気とか、変わるじゃん」

そう言って光さんは励まします。

一方、碧さんはどこか浮かない顔で、漱石さんとの新作の打ち合わせでも、『真夏の空は、夢』が1ページも書けていないと言います。

「ウチの子、本当の子どもじゃないんです。私、本当の母親じゃないんです……」

そのことで自信を失って書けなくなっているのかもしれません。

ある夜、空さんは家にへその緒があるのを見つけてしまいます。

「私が樹海の中に捨てられた子だとしたら、何でへその緒が……」

と光さんに相談します。

同じ頃、『アンビリカルコード』という碧さんの昔の小説を読んでいた光さんは、その中に、樹海に捨てられた子供を抱き上げ「この子を育てよう」と決意する、空さんの出生話そっくりのエピソードが描かれていることに気づいていました。

「その話、あまりにも美し過ぎて、出来過ぎだと、俺は思った……」

空さんも別の角度から、碧さんの語った美し過ぎる出生話に疑問を抱いていました。

「引っかかることが一つ、あるとすれば、母ちゃん、あの人、水無瀬碧、絶対、自分から死のうとしないんじゃないかな。ゴキブリのように、殺されない限り生きる、生命力の塊のような……」

空さんの本当の親

空さんが『おだや』のゴンちゃんにそのことを訊くと、

「また碧も何でそんな……」

やはり嘘だったようです。

「あいつ、許せん!」

と空さんは怒り、

「私なりに、真実を受け止めて、せっかく樹海の話を、母ちゃんの話を信じて、ありがとうと思って、母ちゃんとこれからも、やっていこうと思って……」

怒りの収まらない空さんは、ゴンちゃんや俊一郎さんや光さんや沙織さん、みんなを引き連れて、家で漱石さんと打ち合わせをしている碧さんのところへやってきます。

「母ちゃんが、私と二人だと嘘を吐くから。何で私を樹海から拾ってきたなんて嘘を吐いた? 本当のことを言ってくれ」

空さんはそう言って、みんなのいる前で、碧さんに本当のことを話させます。

碧さんは空さんの実父である一ノ瀬風雅という人のことを、「今でも好きかもしれない、忘れられない」と言います。

一ノ瀬さんは俳優で、彼の芝居を観るため、碧さんは下北沢の劇場に何度も通っていました。二人はあっという間に恋に落ちましたが、たった一週間で、あっという間に一ノ瀬さんは姿を消してしまいます。

一ノ瀬さんを忘れられない碧さんは彼の居場所を突き止めて訪ねていきますが、アパートの部屋からは妊娠中の女性が出てきて、一ノ瀬さんは半年前に出ていったきり居なくなってしまったと言います。

その女性は星野鈴さんといって、空さんの実母だそうです。その時、鈴さんのお腹には、一ノ瀬さんとの間に出来た子ども、つまり空さんがいました。

鈴さんは心臓に持病がありましたが、無理をして出産しようとしていました。

一ノ瀬さんは鈴さんが妊娠していることも知りません。碧さん以外にもアパートに女性が大勢訪ねてくるほど、いろいろな女性と関係を持っていたようで、

「あんなクズだけど、好きだからどうしても生みたいって……でもこの子のこと何にも考えてなかった。私、死んじゃうかもしれない……そしたらこの子、どうしよう?」

そう悩む鈴さんの手を取り、

「大丈夫。もし鈴さんに何かあったら、私が鈴さんの子どもを育てる。だから、安心して生んで」

と碧さんは約束します。

空さんを生んでしばらく後に、鈴さんは亡くなります。それで彼女との約束通り、碧さんは空さんを引き取って育て始めました。

真実を知った空さんは、

「勝手な女だな」

と実母の鈴さんに毒づきます。

「勝手に人を好きになって、後先考えずに子どもを生んで、赤の他人である母ちゃんに子どもを押しつけて、頭おかしいよその女。だって無責任過ぎる。だったら私は樹海に捨てられてたほうが良かったよ」

そう言う空さんの頬を、碧さんは打ちます。

「鈴さんがどれだけ辛い思いをしてあんたを生んだか……」

「頼んでない!」

激しく罵り合う二人を、周りの人たちが間に入って止めます。

血よりも濃い繋がり

樹海に捨てられていたと嘘を吐いたのはどうしてか、碧さんは漱石さんに尋ねられ、

「本当のことは言いたくなかった。鈴さんは亡くなったけど、あの子の父親はたぶん生きていて、それは、血の繋がった父親だから、あの子、お父さんのほうに行っちゃうかも……空を、取られちゃうかもしれない……」

そう応えます。

沙織さんは空さんを慰め、自分も男を追いかけて津軽から東京へ出てきたとき、妊娠していたと話します。でも一人でなんか生めない、自分の人生が終わってしまうと思って、

「堕ろした……」

だから一人で空さんを生む決心をした鈴さんのことを、「スゴイと思う」と言います。

大学で、空さんは光さんと親しくしていることをやっかむ生徒に絡まれ、ケンカします。

光さんはケンカを止め、空さんを外へ連れ出し、気分転換に体を動かそうと、二人で自転車に乗ります。

「体動かしてるとさ、少しずつ、思いが飛んでくね、風で……少しずつ景色が変わっていって、真実がゆっくり落ちてくる。お腹の中に」

気持ちの整理がついた空さんは家に帰り、

「今までありがとう。自分の娘でもないのに、育ててくれた」

と碧さんにお礼を言います。

碧さんは空さんに、鈴さんの生前の写真を見せます。

「きれいな人……」

「似てる」

と二人は寄り添い、仲直りして、

「私は母ちゃんにもお礼を言ったが、鈴さんにも、お礼を言いたい。私を生んでくれて……私を見せたい」

二人で鈴さんの墓参りに行きます。

エンドクレジット後

空さんは鈴さんの墓前で手を合わせながら、

「でも、鈴さんを置き去りにして、母ちゃんを捨てて、姿をくらませた、一ノ瀬なにがし、どんな奴なんだ……私がぶん殴ってやる」

と実父の一ノ瀬さんへの怒りと興味が湧いてきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました