【知ってるワイフ第11話(最終回)】ネタバレ・あらすじ・感想

韓国ドラマとして大ヒットした『知ってるワイフ』が主演・大倉忠義、ヒロイン・広瀬アリスという人気キャストで日本版が放送されました。

今回は、『知ってるワイフ』第11話(最終回)の、ネタバレ・あらすじ・感想をご紹介していきます。

一人で生きることに決めた

自分と関わった人はみんな不幸になる。だからもう誰とも関わらない。特に澪さんとは……そう心に誓い、元春さんは過去の世界へ旅立ちます。

2010年、4月。

その日は、澪さんと出会った日であり、沙也佳さんからコンサートに誘われた日でもあります。

「今日は家から一歩も出ない。絶対に会っちゃいけない人たちがいる」

元春さんはそう言って、澪さんや沙也佳さんとの接点を断ちます。

それで再び2020年5月の現在に戻って来ると、元春さんは大阪にいます。

社員証を見ると、肩書きが大阪の商社の営業部になっています。

スマホに澪さんや沙也佳さんの番号が登録されていないので、今のところ彼女たちとの接点はないようです。

「これで澪も沙也佳も不幸にしないで済む……」

と安堵する元春さん。

出社早々、元春さんは上司から見合い話を持ち込まれますが、「仕事に打ち込みたい」と断ります。

「これでいいんだ、これで……このまま一人でたんたんと、毎日を過ごしていけばいい」

誰も不幸にしないため、一人で生きることに決めた元春さん。

「澪と離れて、よかったんだ……」

「東京の本社に空きがあって……」

と出張するように上司から言われた元春さん。

尚希さんとなぎささんが結婚しているのかどうか気になり、尚希さんの店を訪ねていきますが、店はなくなっています。

尚希さんに電話すると、彼は店を構えるのではなく、フードトラックで商売をしていました。

聞けば、フードトラックで日本全国を回っている人と出会って感化され、このスタイルになったようです。

一緒に働いているなぎささんとは、近々結婚する予定のようで、なぎささんのお腹の中には子どもがいるといいます。

そこへ沙也佳さんが現れ、ニューヨークの楽団を辞めて日本に戻ってきたら親が見合いしろとうるさいと、近況を話します。

「先輩にも会いたかった。先輩のこと好きだったから」

と沙也佳さんは言います。それは前の世界で、彼女と結婚するきっかけになったセリフでした。

「俺だなんて、男見る目ないよ。他にいい人たくさんいるだろ」

と元春さんは前と同じ道を歩まないように、慎重に回避します。

「これで、沙也佳を不幸にすることも、お義父さんを犯罪者にさせることもない……」

ホッとする元春さんの頭に、

「いくら人生を変えても、つながりのある人間たちは変わらない。必ず引き合い、目の前に現れる」

という小池さんの言葉が過ぎります。

「澪にも会うってことなのか……」

諦めたくないもの、取り戻したいものは何か?

元春さんが公園を訪れると、小池さんはゴミ拾いのボランティアをしていました。

前の世界ではそんなことをするような人じゃなかったのに、だいぶ雰囲気が変わっています。

話してみると、

「俺は、もともと医者だった……」

と小池さんは自分自身について語ります。

彼は心臓血管外科医として働いていましたが、手術に失敗し、幼い子どもがいる働き盛りの男性を、自分のミスで死なせてしまった。それを悔いて過去に戻ったといいます。

「最悪の形で、ミスが世間に知られて、仕事も信用も失った。結婚してたから、妻と娘のために過去に戻って、絶対にミスをしない医者としてやり直そうとした。その思いが強過ぎた。完璧な手術のことで頭がいっぱいで、患者さんの気持ちに寄り添えなかったり、家でもピリピリして、妻との関係が悪くなっていった。患者は死なせなかったけど、妻と娘が家を出ていった。何のために仕事をしているのか分からなくなったよ……」

そんな時、結果を知っている競馬のレースに金を賭け、大金が入ってきた。でもすべてのレースの結果が過去と同じにはならないので、何度も過去に戻り、

「残ったのは、借金だけだった……」

前の世界で元春さんから、「人生諦めてるようにしか見えないですよ」と言われて、小池さんは気づいたといいます。

「俺は諦めてたんだ。本当は諦めてるくせに、何度も人生、やり直してたなんて。そりゃ、うまくいくわけがない。そもそも、自分が何を諦めていたのかさえも、分からなくなってた。だから考えてみた……思い出したよ。諦めたくないもの。過去をやり直して、取り戻したいもの」

それで元春さんが過去へ行ったあの日、小池さんもまた過去へ行って、取り戻したと言います。

その小池さんの許へ、妻と子どもがやって来て、三人で仲良さそうに遊びます。

小池さんの話を聞きながら、元春さんが思い出していたのは、澪さんのことでした。

「俺は一体、どうしたいんだ……?」

もう会わないと決めたはずなのに、元春さんの足は、澪さんが働いているかもしれない『あおい銀行』へ向かっていました。

澪さんがいるかどうか確かめるため、

「もしいたとしても、大阪へ戻ることに変わりはない……」

そう自分に言い聞かせながら、中へ入ると、澪さんは前の世界と同じように窓口で働いていました。

しかもその日は、澪さんが応対しているお客さんが、振り込め詐欺にあいそうになっている日でした。

前の世界では、二人でピンチになったときの合図を決めていたので、協力して解決することができましたが、今回は澪さん一人で大丈夫だろうか、と元春さんがハラハラしながら見守っていると、澪さんは、前の世界と同じ合図を元春さんに送って助けを求めてきます。

澪さんと何も接点がないはずのこの世界で、彼女はその合図を知らないはずなのに、なぜ……?

元春さんは驚きながら、助けないわけにはいかなくなります。

人生は、選択の連続だ

澪さんは元春さんのことを知っていました。

「どうして、俺のことを知ってる?」

と元春さんは訊きます。

すると、前の世界で最後に澪さんと会ったとき、元春さんが一人で過去に戻ろうとしているのがバレバレだったといいます。

それで澪さんは元春さんの後を尾け、小池さんから500円玉を貰ってゲートを通っていくところを見ていました。

そして澪さんも久恵さんから500円玉を貰っていたので、それを使って過去へ戻りました。

元春さんがバス停に来ないことは分かっていました。元春さんが住んでいるアパートがある辺りを探しましたが、見つからず、大学も探したが会えませんでした。

澪さんはそのまま現在へ戻ってきてしまい、『あおい銀行』に入って、元春さんがどこにいるか探しましたが、やはり手がかりは掴めませんでした。

「でも私は、自分の未来を信じることができました」

それで元春さんが来ると信じて待っていたといいます。

どうして銀行に来たのかと澪さんに訊かれて、元春さんは応えます。

「ずっと、澪と離れてよかったんだって、自分に言い聞かせていた。そうしないと、心が揺らぐから。会いたくて仕方がなくなるから。ずっと、会いたかった。誰が何と言おうと、澪が好きだから……やっと分かったよ。ずっと澪のこと取り戻したいって思ってたけど、違ってた。取り戻さなきゃならないのは、自分自身だったって。澪と生きるって、決める自分。澪と一緒に、幸せに生きていきたい」

元春さんはそう言って、もう一度澪さんにプロポーズします。

「笑って暮らそう」

と澪さんはそれに応えます。

二人の結婚式を、家族や同僚たちが祝います。

「人生は、選択の連続だ。朝何時に起きるのか、何を食べるのか、何時の電車に乗るのか。無数の選択で、人生が進んでいく。中でも、結婚はとても重要だ。結婚を誰とするかで、人生が決まるのだろうか?」

エンドクレジット後

4年後、元春さんと澪さんは子どもたちと暮らしています。

「結婚生活には、無数の選択肢がある。朝起きたとき、最初に何を言うのか、どんな表情で言うのか。ムッときたとき、どう伝えるのか。伝えないで我慢するのか。当たり前のことに、ありがとうを言うのか、言わないのか。何気ない時間を、愛おしいと感じて過ごすのか、ただの日常だと思うのか。その一見小さな一つ一つの選択が、俺たちが思い描く、未来へとつながっていく」

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