【知ってるワイフ第1話】ネタバレ・あらすじ・感想

韓国ドラマとして大ヒットした『知ってるワイフ』が主演・大倉忠義、ヒロイン・広瀬アリスという人気キャストで日本版が放送されました。

今回は、『知ってるワイフ』第1話の、ネタバレ・あらすじ・感想をご紹介していきます。

結婚という選択

都会の雑踏の中、

「68光年先にある、消滅中の恒星ウルフがブラックホール化」

していると、街頭の大型ビジョンに映るニュースが告げます。

これから月と地球間での引力が変化するかもしれない、地震など、自然災害の発生が懸念される、のだとか。

真夜中の山道。
剣崎元春さんは車を運転しながら、

「人生は、選択の連続だ」

しみじみとそう考えています。
無数の選択で、人生が進んでいく。中でも、結婚は重要だ……

暗闇の中を運転する彼の目の前に、

「人生は変えられる。新しいスタートを。」

そうデカデカと広告コピーの踊る巨大な看板が。

その前に車を停め、

「もしその選択を後悔し、過去を選択し直せるとしたら……」

再び車を走らせると、目の前に近未来っぽいデザインのゲートが現れ、

「目の前に、過去への扉が現れ、人生をやり直せるとしたら……」

元春さんは硬貨を投入し、ゲートを通過して走る車が、光に包まれて消えます。

2020年7月7日、現在。

元春さんが妻の剣崎澪(旧姓建石)さん、娘の佐織さん、息子の啓太さんと暮らしているマンション。

深夜に啓太さんの夜泣きで起こされ、何とかしようと必死であやす澪さん。元春さんにもオムツを替えるよう頼みますが、元春さんは啓太さんを抱いたままウトウトしてしまい、結局は澪さんがやることになります。

夜中、満足に睡眠が取れないため、つい寝過ごしてしまった二人。朝からバタバタとまだ幼い子供二人の世話をする澪さんには、元春さんが職場に着ていくシャツにアイロンをかける余裕などなく、それを理解していない様子の元春さんにイライラして、

「無いなら昨日の着て!」

つい怒鳴ってしまいます。

汗臭いシャツを着て出勤しようとする元春さん。

今日は保育園の「お迎え」の日だと覚えているか、澪さんから確認されます。

以前、

「佐織が熱を出してバイトを代わってもらったから、今日は出なきゃいけない」

だから今日は元春さんが保育園に子供を迎えに行く日だと言われていたことを、うっかり忘れていたようです。

そのことを責められ、

「分かってるって」

と従いながらも、うんざりした様子の元春さん。

「何だよ、あの言い方……」

出がけにゴミ出しをしながら、ブツブツと不平を漏らす彼のスマホが鳴り、画面に自分宛ての「お誕生日おめでとう」メッセージが流れてきます。

バースデープレゼントはカニの足

遅刻した元春さんは、勤務先の「あおい銀行」融資課のオフィスで、上司に当たる課長の西徹也さんから、今日で遅刻が3回目だとお叱りを受け、

「査定、どうなるか分かってるんだろうな。減点だ」

と昇進が遠退いてしまいます。

さらに元春さんが担当する顧客のミスで、今日が返済日なのに、口座に金が入金されていないトラブルが発生。

このままだと不渡りが出る……と慌てて先方の社長に連絡を取りますが、社長は泊まりでゴルフに行っていて入金できないらしく、小切手にサインを貰うため急遽、元春さんが茨城まで行くはめになります。

そのことで頭がいっぱいで、お迎えに行く約束を忘れてしまった元春さん。

ファミレスでバイトしている澪さんのところに保育園から「お迎えまだですか」の電話がかかってきて、澪さんは元春さんに連絡を取ろうとしますが、彼はスマホを職場のロッカーに入れっ放しにしていたため連絡がつかず、仕方なくバイト先の上司に怒られながら頭を下げ、澪さんがお迎えに行くはめに。

茨城から戻ってきた元春さん、ロッカーのスマホを見ると、

「お迎えどうなってる? 先生から電話があったんだけど」
「向かってるよね?」
「なんで返信しないの?」
「どうなってるの? すぐに電話して」
「おい、シカトすんなよ!」

澪さんから鬼のようにメッセージが届いていて、

「ヤッベぇ……」

ようやくお迎えのことを思い出した模様。

さぞかし怒っているだろう澪さんに怯えながら、慌てて自宅へ急ぐ元春さんの頭に、

「ソクラテスは言った。良妻を持てば幸福であり、悪妻を持てば、哲学者になる。」

ふとそんな言葉が過ぎり、

「俺は哲学者だ……」

勇気を出して、玄関のドアを開けますが、その瞬間、

「痛っ!」

澪さんからスリッパを投げつけられ、

「どの面下げて帰ってきた!」

予想を超える大目玉を食らいます。

元春さんは必死で事情を説明しようとしますが、澪さんの耳には届かず、「黙れ! 出てけ!」と部屋中のものを投げつけられ、

「どんだけ私が困ったか! 保育園から連絡きてもあんたは音信不通、連絡一本入れるのがそんなに難しい? どうしてそれぐらいできないの! どうして!!!!」

激昂され、

「俺が悪かった。落ち着いて話そう? お客さんがミスして、その対応に集中してた……」

説明しますが、客のせいにしているだけに感じられる卑怯な言い訳に聞こえ、逆効果に。

「ふざけんな……忘れてただけだろうが!」

とさらに腹を立てた澪さんが、怒りに任せて投げつけたのは、元春さんの母親が誕生日の祝いで送ってくれた、カニの足。

その凶器でしかない尖った先端が元春さんの頬をかすめ、壁のダーツ盤に突き刺さります。

日々すれ違い、深まる溝

学生時代からの親友・木田尚希さんが経営する『MISHIN』というお洒落な雰囲気の居酒屋で、辛い麺料理を啜る元春さん。

そこへ銀行で同期の津山千晴さんも訪れ、

「もう限界、離婚したい」
「あいつとは暮らせない、もう無理」
「あいつ変わったよ、ほんとに」

という元春さんの愚痴を、

「澪ちゃんと何かあったのか?」

「そりゃ結婚すれば誰だって変わるよ」

二人は宥めてくれます。

「澪は一度スイッチが入るとモンスターになる……子供はかわいいんだよ。でもこんな夫婦に育てられていいのか。流れ弾にでも当たったらどうすんだよ……」

とカニの足で切れた頬の傷を指し、次は絶対包丁が飛んでくると言います。

一方、澪さんはバイト帰りに実家の母親・建石久恵さんを訪ねます。

久恵さんは夫を亡くしてから認知症を患い、今日も自分から澪さんに来てくれと頼んできたのに、もうそのことを忘れています。

家の中はゴミだらけで、同じものがいくつも買ってあったり、症状は進行しているようなのに、薬を飲んでいない久恵さんに、澪さんはつい怒鳴ってしまいます。

久恵さんの認知症のことを、元春さんは知りません。

1年前、澪さんが妊娠中の頃、「お母さんのことで話がしたい」と相談しかけたことがありました。

お母さんが「迷子になって心配」だと澪さんが不安な胸の内を伝えると、

「昔から方向音痴じゃなかったっけ。俺だってときどき迷子になるよ」

ちょうど夜中に仕事で呼び出されていた元春さんは、彼女の相談を軽くあしらい、「急に接待が入ったからもう行く」と家を出て行ってしまいました。

その日の夜も「お母さんのところへ行ってきた」と相談しようとしましたが、何も知らない元春さんから返ってきたのは、

「もしかして肉じゃがもらってきた?」

という頓珍漢なもの。二人を隔てる溝があまりに深いため、澪さんはそれ以上理解を求めて話す気力が湧かずに、諦めてしまいます。

そんな澪さんの悩みを知らず、一人でゲームをしている元春さんです。

大学時代の高嶺の花

ある日、商談の時間に遅れてしまい、「減点だ」と課長の西さんに叱責されながら、頭を下げる元春さんに、

「剣崎先輩?」

と一人の女性が声をかけてきます。
それは大学時代の後輩・江川沙也佳さんでした。

「ずっとニューヨークだから食べたかったの」

という彼女と一緒に、ランチでかつ丼を食べる元春さん。

「先輩も好きでしょう? 学食でいつも食べてた」

そんな風に大学時代を懐かしみながら、「食べきれないから」と自分のかつを一切れくれる沙也佳さん。

それだけで、

「優しさが身に染みる……」

と感動してしまう元春さん。

彼女は大学の音楽部でチェロを専攻していました。
卒業後はニューヨークの楽団に入ったけどつまらなくて、そろそろ見合いしろと親に言われたのもあり、日本に戻って来たと近況を話します。

「先輩にも会いたかった。奥さんがきれいな人だと聞いて、少し嫉妬しちゃった。先輩を好きだったから……知らなかった?」

そんなことを言われ、元春さんは大学時代に思いを馳せます。

10年前、大学でチェロを弾く沙也佳さんに元春さんは一目惚れしていました。

しかし彼女は大企業の社長の娘で、男はみんな憧れるけど、手の届く相手ではないと言われていたので、最初は遠くから見るだけの存在でした。

ある日、彼女が練習が忙しくて、好きなナコロフというチェリストのサイン会に行けないことを小耳に挟んだ元春さんは、自分が代わりにナコロフのサイン入りCDをゲットして彼女に渡すなどしてアプローチします。

そのサインに、『TO SAYAKA』と自分の名前が入っているのを見て心が動いた沙也佳さんから、今度は一緒にクラシックのコンサートに行かないかと誘われます。

待ち合わせのコンサート会場へ向かうバス停に、当時高校生の澪さんがいて、荷物を落としてしまったおばあさんを助けてあげていました。

その澪さんも、バスから降りるときに、財布を座席に落として行ってしまい、元春さんはそれを届けるため、途中でバスを降りますが、澪さんを探し回ったり、警察で書類を書いたりするので予想外に時間をとられ、そのせいで待ち合わせ時間に遅れ、沙也佳さんとは会えませんでした。

コンサートをドタキャンしてしまったことで、沙也佳さんとは疎遠になってしまいましたが、澪さんがお礼を言うため大学まで訪ねてきて、それがきっかけで二人は付き合うように……でも、

「あの時、バス降りなきゃよかったよ……」

と居酒屋「MISHIN」で尚希さんや千晴さんにその後悔を語る元春さん。

酔い心地で帰宅してきた元春さんは、子供たちのいる布団に潜り込もうとしますが、「酒臭い、リビングで寝てよ」と澪さんから追い出され、一人で大好きなゲームでもしようとしますが、ゲーム機本体が壊れてしまいます。

ホームレスのおじさんが、500円玉を2枚くれた

ある日、元春さんが仕事終わりに公園で一息ついていると、隣りのベンチから、

「ウルフの変化によって、地球は自転の速度が落ちる。時空に亀裂が生じて、ワームホールが出現する」

という声が聞こえ、見ると、集まった小学生たちに講釈しているホームレスっぽい謎の男がいます。「ぜんぜん分かんない」と子供たちが去っていった後も、

「そこからわれわれは、過去に戻ることができる」

男は喋り続けています。

「過去に戻るって……」と失笑しつつ、「それもいいかもなあ……」と呟く元春さん。

その呟きを聞いていた男が突然立ち上がり、元春さんに小銭を握らせます。

「平成22年、2010年の500円硬貨だ。あんたは宇宙に導かれる。人生は変えられる。タイミングが大事なんだ……」

などと言い残し、去っていきます。

呆気に取られている元春さんのもとへ電話がかかってきて、尚希さんがバイクで事故って怪我をしたと知らされます。

山道を車で飛ばし、病院まで見舞いに行く元春さん。尚希さんはツーリング中に事故り、全治三か月だと言います。

その帰り、夜中に山道を走っている元春さんの車が、「人生は変えられる。新しいスタートを。」の看板の前で停まり、近未来っぽいゲートの前で、

「こんな料金所あったか?」

元春さんが訝りながら、公園にいた謎の男から貰った500円玉硬貨を投入口に入れると、モニターに「2010」と浮かび、ゲートが開きます。

ゲートを通過して走る元春さんの車。
元春さんは何もしてないのに、どんどん加速していき、100キロを超えてナビも壊れ、元春さんの叫びとともに、車は光になって消えます。

夢?

目が覚めると、元春さんは学生時代に住んでいたアパートの一室にいます。

そこへ「いつまで寝てんのよ」とまだ高校生だった頃の妹・なぎささんが訪ねて来ます。

部屋には大学時代の尚希さんも裸で寝ていて、

「お兄さんとは決して怪しい関係ではなく、夕べは一緒にサッカーを見ていて……」

「早く服着てよ!」

となぎささんに嫌がられながら挨拶している、そんな以前に自分が経験したことがある光景が広がっています。

カレンダーは2010年4月。
これからバイクの免許を取りにいくという尚希さんに、事故って全治三か月になるからやめとけと、元春さんはつい未来の情報を言ってしまいます。

そしてあの日と同じように、大学で沙也佳さんからコンサートに誘われ、約束をして別れた後、元春さんは再び不思議な光に包まれ――

2020年。
自宅のベッドで目覚めた元春さんには、さっきまでのことが、

「夢?」

としか思えない様子。

でも昨日はお酒を飲んでないはずなのに、何度起こしても起きないから遅刻だと澪さんに言われたり、「今日木曜だろ」「火曜だよ」と曜日の感覚もおかしくなっています。

確かめるためにスマホを見ると、「9月1日火曜日」。
昨日は2日の水曜だったはずなのに……

新しいゲーム機をこっそり買ってきた元春さんは、それをクローゼットに隠します。

「奨学金を早く返したいし、他にもいろいろ必要だからバイトを増やそうと思う」と澪さんに相談され、

「今でも大変そうなのに? これ以上負担増やさないほうがいいよ」

元春さんは優しさのつもりで言ったのでしょうが、「大変そう」の「そう」に滲む他人事感にカチンときた澪さんは、

「あんたが昇進してくれれば給料上がるんだけど」

と言ってしまい、

「ゲーム買ったりしてないよね?」

と釘を差しておいたのに、クローゼットの中にあるそれを発見してしまい、そのゲーム機を風呂に沈めてシャワーを浴びせているところに元春さんが仕事から帰ってきて、

「養育費に家のローン、車の維持費で大変。うちにはゲームに使うお金なんてない」

と言い放ちます。

さらに元春さんから昇進の話が見送りになったことを聞き、どうしてすぐメールで報告してくれなかったのだと責め、そんなんだから昇進しないんだと詰ります。

「俺の話聞けよ!」

と今回はさすがに元春さんもブチ切れます。

「俺が生活費使ったか。小遣いあげてくれって頼んだかよ。ゲームは昼飯ケチって小遣い貯めて買った。それのどこが悪い!」のだと、今まで溜め込んでいた本音を言います。

「ゲームやる暇があったら家のことやれっていってるの」と澪さんも本音をぶつけます。
「私のことなんてぜんぜん見てない。バイト増やしたいって言ったらなんていった? 家事と育児が大変そう? 他人事かよ。誰のせいでそうなってんだよ、あんただろ!」

「被害者ぶんなよ。お前だって俺のこと何も分かってねえよ。俺だって外でストレスいっぱいで、家に帰ってきたときぐらいホッとしたいんだよ。そのために結婚したのに、客より上司より部下より、お前の相手してるほうが100倍大変なんだよ。こんな家だから俺は出世できないんだよ!」

と元春さんは家を出ていきます。

「MISHIN」の前を通りかかった元春さんは、全治三か月で入院しているはずの尚希さんが普通に店にいるので驚き、「バイクで事故ったじゃないか?」と訊きますが、「何言ってんだ、免許だって持ってない」と尚希さんは不思議なことを言います。

学生のとき、元春さんが「事故って全治三か月」とか言うから、取らなかったのだと……

それを聞いて、2010年に行ったのが夢ではないことを元春さんは確信します。

尚希さんをバイク事故から救ったように、自分自身の人生を変えられるかもしれないと、もう一度2010年に行くため、あのゲートを通って過去にタイムスリップします。

「俺は、幸せに生きる。あの日に戻るんだ」

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