【青のSP(スクールポリス)第4話】ネタバレ・あらすじ・感想

藤原竜也が主演を務める『警察官×学園エンターテインメント』という異色のコラボ作品。

今回は『青のSP(スクールポリス) ―学校内警察・嶋田隆平―』第4話の、ネタバレ・あらすじ・感想をご紹介していきます。

盗撮事件

涼子さんが担任する3年1組の涌井美月さんが一か月ぶりに登校してきます。

「去年アレで問題になった子だよな」
「あまり感情を表に出す子ではないので……ただ心の傷は簡単に癒えるものではないですからね」
「扱いは慎重に……」

と職員室内で教員たちが話すのを、スクールポリスの隆平さんは聞いています。

涼子さんが校長室へ赴き、美月さんが今日から登校したことを木島校長に報告するのも、仕掛けた盗聴器から聞いています。

そんな折り、体育館の女子更衣室にカメラが設置され、着替えを盗撮されているのを女子生徒が発見し、職員室で問題になります。

「盗撮犯には常習者が多いので、すぐに指紋を採取して照合する」

と隆平さんは捜査を開始します。

それに便乗するように、涼子さんの後輩の透さんも、「うちの大事な生徒を食い物にするなんて許せませんね」と急に熱血ぶって犯人探しに協力すると言いますが、それは彼が思いを寄せる2年1組の担任で男子バレー部顧問の澤田敦子さんへのアピールだと、涼子さんたち他の教員にはバレバレのようです。

隆平さんは数学教師の一ノ瀬さんへの事情聴取で、一番盗撮をやりそうなのは岡部さんという美術教師だと知らされます。

しかしその岡部さんは一年前、美月さんにセクハラをし、保護者から抗議を受け、既に学校を辞めている、とのこと。

さらに一ノ瀬さんは、岡部さんが辞める直前、

「小川先生とよくやり合っていましたよ……」

と二人がたびたび口論になっていたことを教えてくれます。

隆平さんがずっと気になって調べている、自宅アパートで転落死したという音楽教師の小川香里さんに関する情報が、思わぬルートから得られました。

更衣室を盗撮した動画が、課金目当ての違法動画サイトに投稿されているのが発覚。以前から校内を盗撮し、サイトにアップしている人がいたようです。

動画を投稿している端末はネットカフェの一室にあり、そこに一か月常駐している男を捕まえると、カメラは自分が仕掛けたとあっさり白状しますが、話の辻褄が合わないことから、

「お前、誰を庇ってる?」

と隆平さんは問い質し、盗撮映像をもう一度よく見てみると、更衣室に入った瞬間から、カメラの方を気にして見ている、つまりカメラが仕掛けられているのを知っている女子生徒がいます。

それは2年1組の今井莉緒さんで、盗撮をしていたのは彼女でした。

ネットカフェにいた男は莉緒さんの兄で、彼女が盗撮した映像を勝手にダビングして動画サイトに上げていたようです。

どうして盗撮なんかしたのか、陸上部のマネージャーをしている莉緒さんを呼び出し、直接訊くと、莉緒さんは自ら同性愛者であることを告白します。

好きな人の映像が欲しくて盗撮をしていたと。

しかし、自分の兄がその映像を勝手に動画サイトに上げていたことは知らず、

「結果的にお前は、自分の大事な人の恥ずかしい姿を、赤の他人に晒してたんだ」

隆平さんからそう言われて、「私、どうしよう……」と莉緒さんはショックを隠せません。

「好きな子の映像が欲しい気持ちは分かるな……」

と理解を示そうとする涼子さんに、

「勝手な理屈だな……もし盗撮したのが男だったら、それが純愛だったら、許せるんですか? 綺麗ごとで済ませないでください」

と隆平さんは反論します。

セクハラ事件

盗撮事件が解決し、再び明るさの戻った職員室で、透さんは、

「この際、校内総点検しませんか? まだ他に、盗撮カメラが仕掛けられてる可能性があるし……」

また澤田さんに良いところを見せようとして、そんなことを提案します。

そして一人で校内を全て点検して回るのは大変だからと、涼子さんが昼休み返上で付き合わされるハメに……

運動部の部室を回っていると、男子バレー部の部室から、顧問の澤田さんと部員の菊池京介さんが二人で一緒に出て来るのと鉢合わせます。

「関東大会が近いから、練習メニューの打ち合わせ」をしていたのだと澤田さんは言います。

隆平さんは美月さんに近づき、一年前、岡部さんからセクハラを受けていた件について訊きます。

その時期に小川さんが岡部さんと揉めていたことが、彼女の死に何か関係があるかもしれないと隆平さんは探っているようです。

美月さんへのセクハラのことで言い合いになっていたのか、それとも他に何か二人の間に確執があったのか……

美月さんは何も知らないと言います。

木島校長は隆平さんが美月さんに接触したことを気にし、「もしも一年前のことをほじくり返すようなことがあったら、すぐに学校から排除するよう教育委員会に言わなくてはならない」から、よく監視しておくよう、涼子さんに伝えます。

涼子さんが廊下で菊池さんとぶつかり、「大丈夫?」と声をかけますが、

「触るな!」

と菊池さんは激しく反応し、過呼吸の発作を起こします。

菊池さんを保健室に連れていくと、様子がおかしいと思った養護教諭の三田恵子さんが、

「もしかして、女の人が恐い?」

話を訊くと、同級生なら大丈夫だが、年上の女性に触られると急に恐くなると、菊池さんは言います。

きっかけを尋ねると、「澤田先生から、昼休みや部活の後に居残りをさせられて、体を触られている」と菊池さんは怯えた様子で教えてくれます。

言うことを聞かないと試合に出られなくなると脅されて、断れないのだと。

「それ、完全にセクハラじゃない……?!」

涼子さんは驚きを隠せませんが、バレー部が大会に出られなくなったら他の部員に迷惑がかかるから、大事にしないで欲しいと菊池さんは訴えます。

涼子さんは隆平さんに、菊池さんを助けるにはどうしたら良いか相談します。

証拠がないと警察は動けないので、今は被害届を出すしかないが、菊池さん本人にその気がないのでどうしようもないと隆平さんは言います。

「お前は菊池京介のために何かしたのか?」

と隆平さんに煽られ、

「分かりました。警察が何もしてくれないなら、私がやります」

と涼子さんは腹を決めます。

見えない生贄

涼子さんはバレー部員を集め、澤田先生からセクハラを受けている部員がいることを伝えますが、それが菊池さんであることを部員たちはみんな知っていました。

「澤田先生に気に入られてる……」

という軽い認識の彼らに、菊池さんがパニック障害になるほど悩んでいることを伝えますが、そのことより、菊池さんが学校を訴えないかどうかを、部員たちは気にしています。不祥事が発覚して大会に出られなくなることを一番恐れているのです。

「菊池さんを助けてほしい、みんなで澤田先生と話し合ってほしい」

涼子さんはそうお願いしますが、試合に出られなくなるのが恐いからできないと部員たちは断ります。

「友だちより試合が大事なの?!」

と涼子さんは情に訴えかけますが、

「大事だよ。そのために3年間頑張ってきたんだもん」

「悪いけど、もう少しだけガマンしてほしい」

菊池さんが苦しんでいるのを知ってもなお、それを放置するという部員たちに、涼子さんはショックを受けます。

このまま放っておけない涼子さんは菊池さんに、とりえあず、

「澤田先生に呼び出されたら、進路のことで私に呼び出されてるって言いなさい」

自分をダシにしていいから、嘘を吐いて逃げろと言います。

菊池さんはその通りにしますが、涼子さんが裏で嗅ぎ回っていることに気づいている澤田さんは、学校の外で菊池さんを待ち伏せていました。

部員たちはこのことを知りながら、みんな自分の利益のために黙っている、

「あなたは、生贄として差し出されたのよ」

そう言って菊池さんを絶望させ、再び関係を求めます。

その部室でのセクハラ行為を誰かが撮影した映像データが、涼子さんの職員室の机に置かれていて、それを見た涼子さんは、もう一度バレー部員を集めます。

「これを見れば、菊池くんがどれだけ辛い思いをしていたのか、分かると思う。だけど、そんな菊池くんの姿を見せたくない。菊池くんもそれを望んでいないと思う。

どれだけ、我慢をして、苦しみに耐えて、屈辱的な思いをしてきたか……想像してみてほしい、それでも、みんなは見て見ぬふりができるかな……」

もう一度、そう訴えかけます。

考え直してくれた男子バレー部の部員たちは、菊池さんと一緒に、被害届を出しにいきます。

もぬけの殻になった部室を訪れた澤田さんの前に、証拠を手にした涼子さんが現れ、

「あなたは自分の立場を利用して、菊池くんの心と体を弄んで、傷つけていたんですよ。自首をして、菊池くんに謝ってください」

そう迫ると、追い詰められた澤田さんは怒り、涼子さんに襲いかかってきます。

そこへ隆平さんが現れ、強制わいせつ罪で澤田さんを逮捕します。部室でのセクハラを盗撮し、そのデータを涼子さんの机に置いていたのも隆平さんでした。

職員室で、澤田さんは起訴されたら懲戒免職処分だと木島校長は告げ、

「何で我が校ばっかり……」

と頭を抱えます。

「スクールポリス制度を受け入れたからじゃないですか?」

それで、もともとあったけど隠されていた倦みが出ているだけだと、楓さんは言います。

更衣室を盗撮した責任を取るため、陸上部のマネージャーを辞め、遠くからそっと練習を見守っている莉緒さんに、隆平さんが近づき、

「ここからずっと見ていることが、お前の罪滅ぼしなのか。おめでたいよな。それで反省した気になってんだから。あっちはマネージャーいなくなって困ってんのに……」

そう言います。さらに、自分が同性愛者であることで悩んでいる彼女に、

「お前、何か勘違いしてないか? 自分のことを特殊な人間だと思ってるかもしれないが、お前みたいなやつは、この世の中には五万といるからな」

その言葉に励まされるように、莉緒さんは戻ってきてほしいという陸上部員の頼みに応え、部に戻ることにします。

澤田さんの代わりに透さんが顧問をすることになった男子バレー部では、菊池さんも仲間たちと伸び伸びと活動ができるようになります。

エンドクレジット後

涼子さんは、隆平さんから、一年前の小川さんの死について、あれは単なる転落事故ではなく、公表されていない事実があると聞かされます。

彼女の遺体には転落事故とは違う傷があり、彼女は自宅に帰りつく前に、自転車で事故を起こしていたと言います。さらにその自転車のブレーキのワイヤーは切断されていた、つまり、

「事故死じゃない。殺されていたのかもしれないな。誰かに……」

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