【俺の家の話第8話】ネタバレ・あらすじ・感想

主演を長瀬智也、脚本を宮藤官九郎が担当するTBSドラマでは11年ぶりの強力タッグでお送りする濃厚ホームドラマです。

今回は、『俺の家の話』第8話の、ネタバレ・あらすじ・感想をご紹介していきます。

プロポーズのことが踊介さんにバレてしまう

プロレスの試合中、『スーパー世阿弥マシーン』こと寿一さんはリングから、

「必ず、幸せにしまーす?」

と客席のさくらさんにプロポーズをしました。

「プロレス、辞めます。二人で、ぬるま湯のような家庭を作ろう」

と寿一さんは有頂天になっています。

さくらさんの気を引くためローストビーフを作りに来ている踊介さんや、そのマズいローストビーフを噛みながら、

「お父さんな、そろそろ、終活しようと思うんだ」

と言い出す寿三郎さんに、結婚のことを話さなければならず、寿一さんはそのタイミングを見計らっています。

寿一さんは寿三郎さんから、能楽作品の一つである『隅田川』を教えてもらうことになります。

「シテ(主役)は、生き別れた息子を探す、母親だ。お前は、母親の、悲しみを、理解するのに、一年かかるか、十年かかるか……寿限無に、教わりながらやってみな」

それはかなり気合を入れて取り組まなければならない演目のようです。

ちょうどその頃プロレスでも、寿一さんがかつて武者修行中にプエルトリコで倒していろいろお世話にもなった「ホセ・カルロス・ゴンザレス・サン・ホセ」の息子である「ホセ・カルロス・ゴンザレス・サン・ホセ・ジュニア」から試合を申し込まれ、受けないわけにはいかなくなります。

「負けたら、今度こそ引退しよう。そして、家業を継ぐ」

そう心に決めて、『隅田川』の稽古と、プロレスの練習を両方続けようとしますが、どうも脚の調子がおかしい……

病院で診てもらうと、「アキレス腱の断裂」だと医者から診断されます。

思い当たるのは、リングでプロポーズした夜。調子に乗ってさくらさんを担ぎ上げて家まで帰ったときに、足を痛めてしまったようです。

寿一さんは医者から「車椅子で二週間の自宅療養」を言い渡されます。

寿一さんはさくらさんに送るつもりのラインのスタンプを、うっかり踊介さんに送ってしまいます。その間違いスタンプが連日届くので、

「あんた、俺に隠してることあるよな。さくらと付き合ってんだろ」

とさすがに踊介さんは気づいてしまいます。

踊介さんからしたら、自分がさくらさんを好きだという気持ちを知りながら、寿一さんは裏でコソコソ彼女と付き合っていたことになります。

話すタイミングを見計らっているうちにバレてしまったので、さくらさんと寿一さんは仕方なく、

「プロポーズしていただきました」

「させて、いただきました」

と最悪なタイミングで報告することに。

怒った踊介さんは、それ以来家に寄りつかなくなります。

広い家に、父と息子が二人きり

さらに舞さん。

夫のO・S・Dさんが浮気していることが発覚します。

そのことに端を発して、

「あんたのことも許したわけじゃないからね」

と寿三郎さんにも怒りの矛先が向きます。

「諦めただけで、心から許したわけじゃないし、多分、一生許さないからね。色ボケジジイが。気色悪い。母さん泣いてたよ。あんたが浮気するたびに。夜中、私の部屋来てさ。そういうの忘れないからね、娘は。男は平気なんだろうけど、許せないから、娘は」

さらに勢いで、血の繋がりがあるとは知らなかった寿限無さんが初恋の相手だったと舞さんは告白します。

「分かる? この家で、女に生まれて、女でいるのが、どんっだけしんどいか。生まれたときから数に入ってないわけよ。舞はいいから。舞はいずれ出ていくからって。男の物差しで決められて、へ込むわ、さすがに。息子に期待するしかないじゃん」

謝ろうとする寿三郎さんですが、

「結構です。どうせ、忘れちゃうんでしょ」

と舞さんは出て行き、この日を最後に家に寄りつかなくなります。

そして、寿限無さんも。

怪我をした寿一さんの代わりに、寿限無さんが寿三郎さんをお風呂に入れていたのですが、

「寿限無と入るの、何か嫌なんだよ……何か違うんだよ……何か、何か身を任せられないっつうか……俺は、やっぱ寿一がいい。寿限無は何か違う……」

という寿三郎さんの駄々を、寿限無さんが聞いてしまい、

「ふざけんなよ。こっちだってやりたくてやってねえよ!」

と怒って荷物をまとめ、出ていってしまいます。

「何か違うって、そんなの分かってるよ。だって俺じゃないんだもん、本当は。俺じゃない、俺じゃないと思いながら舞ってたよ。楽しいと思ったことなんか一回もないよ。風呂も能も一緒。出来て当然、やってもらって当然だと思ってんだよ、あの人は。息子だろうが弟子だろうが変わらない。こっちの気持ちなんて考えてないんだよ」

そう言う寿限無さんに、

「ほんとそうだよな。それ思ってるんだったら、言おうぜ、お前の口から。お前が言わなかったら何も変わんねえぞ。お前弟子じゃなくて、息子じゃん」

そう言って、何とか止めようとする寿一さんですが、

「長い間、お世話になりました」

と寿限無さんは去っていきます。

広い家に二人きりになってしまった寿一さんと寿三郎さんは、エンディングノート作りを続けます。

さくらさんが介護資格の試験に合格し、寿三郎さんをお風呂に入れることができるようになり、喜ぶ寿三郎さんですが、その裏では、末広さんが寿一さんにグループホームへの入所について話を進めています。

「どうしても、預けなきゃダメですか。何とか、在宅介護で……」

と寿一さんは諦めきれませんが、

「できてないじゃん」

家族がいなくなり、寿一さん一人で寿三郎さんの面倒を見ることはできず、家事が滞っている有り様を指摘されます。

「はっきり言って、ここにいても、今より良くはなりませんよ。罪悪感、持たなくていいんです。まず、介護する観山さん自身の日常を立て直すためにも、一度、預けてみませんか」

どうやって寿三郎さんを説得したらいいのか、寿一さんは頭を悩ませます。

息子が父を乗り越える瞬間

寿一さんと秀生さんが一緒に『隅田川』をやることになり、

「能にはね、母親が、行方不明の子どもをね、探しあぐねて、取り乱すというジャンルがあるんだけど、息子が死んじゃうのはね、この『隅田川』だけなんです」

寿三郎さんはそう説明して、自ら二人に稽古をつけようとします。
しかし、教えている最中、

「……」

今までスラスラ言えていた能の謡いが、フッと出てこなくなります。

「親父が、謡いを忘れたことなど、今まで一度もなかった……野菜や動物の名前は言えなくとも、三歳から欠かさず稽古した能の謡いを忘れるなんて、俺の家では、あってはならないことだ」

寿一さんは来るべきときが来たと感じ、自分が代わりにやると言いますが、

「やらせないよ、お前なんかに」

と寿三郎さんは反発します。

「継がせないよ、お前なんぞに。端から、あてになんかしてないんだよ、お前には。自惚れなさんなよ。一度逃げ出したやつは、何度でも逃げ出す。私の後はね、この秀生にとらせる。だから、秀生が一人前になるまでボケてなんていられないんだよ」

その夜、寿三郎さんは家から居なくなります。

スマホのGPSで寿三郎さんは隅田川にいることが分かります。

隅田川で寿三郎さんは、スマホで撮ったビデオメッセージに、寿一さんからのメッセージが入っているのを見つけます。

「親父、あんたがボケる前に、どうしても言っておきたいことがある。あんたには、感謝しかねえよ。生んでくれてありがとう。俺、さくらさんと、結婚しようと思う」

「おお……」

感慨深そうな声を上げる寿三郎さんの許へ、GPSを辿ってやってきたさくらさんや、秀生さんが迎えに行きます。

それを遠くから見守る寿一さん。

覚悟はできたようです。

翌日の朝食の際、寿一さんは寿三郎さんにグループホームの話を切り出します。

「嫌だったら、別にいいけど……嫌なら、断るけど……」

「行くよ。お前と二人っきりよりは、マシだよ」

グループホームに寿三郎さんを残して去る際、寿一さんは足を怪我して松葉杖をついているので、なかなか前に進まず、いろいろなことを思い出して涙が溢れてきます。

エンドクレジット後

リモートで話し合いをしている最中、妊娠しているユカさんが倒れてしまいます。

新しい夫は出張で京都にいて行けないというので、寿一さんが病院へ向かいます。

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