【コントが始まる】1話から最終回まで全話ネタバレ・あらすじ・感想

『コントが始まる』は、20代後半の人生に失敗した男女5人がおりなす、コント(喜劇)のような群像劇。

お笑いトリオ『マクベス』を菅田将暉・神木隆之介・仲野太賀の3人が演じ、姉妹役に有村架純・古川琴音が演じる豪華キャストになっています。

今回は、『コントが始まる』の、1話から最終回までの、全話ネタバレ・あらすじ・感想をご紹介していきます。

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【コントが始まる】1話:ネタバレ・あらすじ・感想

コント『水のトラブル』。明転したステージに現れたのは、春斗(菅田将暉)、瞬太(神木隆之介)、潤平(仲野太賀)のお笑いコントトリオ『マクベス』。売れない芸人による取り留めのないコントの「前フリ」部分が始まる……。そして映像は、そのコントを自宅で見ている里穂子(有村架純)へと繋がっていき―――。

―――鳴かず飛ばずの日々を過ごすお笑いトリオ『マクベス』でツッコミを担当する春斗は、結成10年を前に、ある決断を迫られていた。一方、1年半前に訳あって大手企業を辞めた里穂子は、姉の世話を口実に上京して来た妹・つむぎ(古川琴音)と同居しながらファミレスでウェイトレスをしていた。偶然里穂子の働くファミレスに来店したマクベスの3人は、やがて常連客として定期的にファミレスでネタ作りをするようになり……。

彼らがネタ作りに励む姿を見るうちになぜか興味を惹かれ、いつの間にか隠れファンとなっていた里穂子。日々は流れ、気づけば里穂子にとって、マクベスの存在は生きがいのようになっていた……。しかしある日、初めてマクベスのライブを訪れた里穂子を待っていたのはトリオ解散という重大発表!呆然と帰路についた里穂子は、突然春斗から声をかけられて―――。

失敗が許されない世の中で、『大失敗』の人生を歩む人々。20代後半、様々な決断を迫られる「最後の青春」にもがく、涙と笑いの青春群像劇。この出会いが、俯く日々に希望の香りを漂わす全ての始まりであった。

お笑いグループ・マクベスのコント「水のトラブル」。

潤平演じるラーメン店主の依頼で、春斗演じる水のトラブルの業者・池山がラーメンショップにやって来ます。

俊太演じる店員が触る水が全部メロンソーダになってしまうと言う店主。

そして店内は大騒ぎになるという内容でした。

そのコントの動画を熱心に見ている里穂子。

妹のつむぎは暇さえあればマクベスの動画を見る彼女に、どこがいいのかと尋ねます。

里穂子は、彼らが毎週自分のバイト先でネタ作りしていると話すのでした。

マクベスの3人が里穂子の働くファミレスに来たのは1年前で、それ以来毎週決まった時間に来るようになりました。

呼びだしのベルをピンポンと呼ぶかブザーと呼ぶか、などくだらないことで盛り上がる3人。

そのうち彼らを家の近所でも見かけるようになった里穂子は、3人が隣のマンションで共同生活していると知ったのです。

興味がわいた里穂子は3人のグループ名をネットで調べ、1週間かけてやっと「マクベス」という名前にたどり着いたのでした。

それを見て、達成感と無駄に時間を費やしたという思いで笑い泣きする里穂子。

泣いたのは会社を辞めて以来、1年ぶりのことでした。

なじめなかったファミレスのバイトも3人に会えると思うと楽しくなり、彼らをひそかに応援することが心の支えになっていったのです。

ついに初めて彼らのライブを生で見に行った里穂子。

しかし、マクベスが次の単独ライブを最後に解散すると知り、心の支えを失うような気持ちになってしまいます。

そして落ち込みながら帰る彼女に、マクベスの春斗が声をかけてくるのでした。

里穂子を見かけて驚いた、来てくれてみんな喜んでいたと言う春斗に、どうして解散するのかと尋ねる里穂子。

すると春斗は「約束だからね」と言うのでした。

マクベスの春斗、潤平、俊太の3人は同じ高校の同級生で、12年前に出会いました。

潤平が文化祭のライブでコントをやろうと春斗を誘ったのです。

春斗がネタを書いた初のコントは、同級生の俊太の「ぷよぷよ」全国大会優勝に話題をさらわれ、ほとんど客がいませんでした。

しかし、いつも厳しい教師の真壁からは面白かったと褒められたのです。

その後、潤平と俊太と共にラーメン屋に行った春斗。

俊太は大学に行かず、プロゲーマーになるようでした。

春斗も真剣にコントをやるため、大学には行かないと言います。

そして潤平を「相方はお前しかいない」と誘うのでした。

潤平も二人で天下を取ろうと言い、マクベスが誕生したのです。

しかしマクベスは5年経っても売れず、俊太もプロゲーマーに行き詰って引退を考えていました。

何か変えたいと思っていた春斗は俊太のこともマクベスに誘い、それを機に3人で共同生活を始めたのです。

毎週ネタ作りをしオーディションを受ける日々を送っていた春斗は、ある日のバイト帰りに公園のベンチで寝ていた里穂子を見かけます。

それはファミレスで出会うより昔の、1年半前のことでした。

ペットボトルの水を渡す春斗に、酔っている里穂子は訳の分からない絡み方をしてきます。

どうやら、会社を辞めたばかりのようでした。

早く帰るように言って去った晴人は、翌日その公園を通った時、自分が渡したペットボトルの水がベンチにあるのを見かけます。

そしてその中身がメロンソーダになっていることに驚くのでした。

ある日、偶然マクベスの3人で里穂子のファミレスに入った春斗。

わざとメロンソーダを注文してみたりしますが、彼女は何も覚えていないようでした。

ある日、実家から帰った潤平が二人に話があると言い出します。

実は春斗と潤平はマクベスを結成時、それぞれの親と10年経っても売れなかったら解散する約束をしていたのです。

そしてその日まであと2ヵ月と3週間が迫っていました。

潤平は父親に酒屋を継げと言われ、俊太もバイト先で社員にならないかと言われていました。

潤平と喧嘩になる春斗でしたが、俊太の提案で次のオーディションに落ちたら解散することに納得します。

それはかつてマクベスが作家とディレクターにこき下ろされた、無名の芸人を抜擢する番組のオーディションでした。

結果は散々で、落ちたと感じて落ち込む春斗と潤平。

そんな二人に、俊太が「ラーメン食いに行こう」と言うのでした。

俊太は高速を西に飛ばし、18時間かけて福岡のラーメン屋に行きます。

そして3人で美味しいラーメンを食べた後、春斗が「解散するか」と呟くのでした。

すると潤平と俊太は笑い出します。

潤平は笑い泣きしながら、春斗は大事な話をいつもラーメンを食べた後にすると言うのでした。

潤平をマクベスに誘ったときもそうだったのです。

そして3人はライブの開演に間に合うようとんぼ返りし、春斗はコントの最後の前の台詞を少し変えたいと言うのでした。

何とか開演に間に合い、寝不足でボロボロの状態でコントをしましたが、ここ数年の中では一番の出来でした。

それが、今日里穂子が見に来たライブだったのです。

里穂子にどうして解散するのかと聞かれた春斗は、10年前に家族と約束したことを明かすのでした。

最後のライブも必ず行くと力強く言う里穂子。

そんな彼女に春斗は、1年半前に公園で会ったことを話します。

覚えていない様子の里穂子に、翌日残った水がメロンソーダになったのがずっと不思議だったと言う春斗。

すると里穂子は、たぶん自分がやったと話します。

あの日有名な食品メーカーを退職した彼女はデスクを整理し、最初に担当した駄菓子のジュースの粉末を持ち帰っていたのです。

コントのネタはあれがきっかけだと言う春斗に、自分が好きになると不幸が起きる、疫病神なのだと謝る里穂子。

すると春斗は、自分だってマクベスの他の二人の人生を狂わせた疫病神だと言うのでした。

しかし里穂子は、自分が見ていた3人の時間は後悔するようなものには感じなかったと言います。

そしてマクベスは、廃人のようになっていた自分の人生の支えだったと熱く語るのでした。

残りの時間も全力で応援すると言う彼女に、泣き出す春斗。

すると里穂子はマクベスのコントのネタを出して、彼を笑わせるのでした。

それが春斗と里穂子の始まりだったのです。

場面は変わり、「水のコント」のラスト前。

ラーメン屋の店主と店員が騒ぐ中、春斗が演じる水のトラブルの業者・池山はラーメンを食べています。

呑気な彼に文句を言う店主に、池山は「大事な話はラーメンを食べた後に言うと決めてるんです」と答えるのでした。

物語がいきなりコントから始まったのが面白かったです。

ファミレスでマクベスの3人が交わす会話がとても自然で面白く、里穂子が惹きつけられた気持ちが分かりました。

キラキラしたイメージの菅田将暉さんや有村架純さんが、夢に破れた若者を演じているのも新鮮です。

実は春斗も里穂子のことを意識していて、ファミレスに行くより前に会っていたというのは意外でした。

マクベスが最初にファミレスに行った時の会話が伏線になっていたと後から分かって、感心しました。

また、解散と言い出す春斗に、最初は笑っていた潤平がやがて泣き出したところがグッと来ました。

自分を責める春斗が里穂子に励まされ、涙する場面も心を打ちました。

コントの中の台詞に、物語の印象的だった部分を入れてきたのもとても良かったです。

春斗と里穂子がどうなっていくのか、この先もとても楽しみです。

【コントが始まる】2話:ネタバレ・あらすじ・感想

潤平「春斗には一つだけ秘密にしていることがある……」
瞬太「プロゲーマーだった頃はよくインタビューで『27歳までに死ぬ』と答えていた……」
コント『屋上』。舞台が明転すると、自宅の屋上テラスで和む中年夫婦と隣のビルで思い詰めた表情をする若者が現れる。その3人による取り留めのないコントの「前フリ」が流れ―――。

コントトリオ「マクベス」解散を決めた春斗(菅田将暉)は、事務所のマネージャー楠木から呼び出され、解散を考え直すように詰め寄られる。一方マクベスの一人である潤平(仲野太賀)は10年間交際を続ける恋人の奈津美に、ついに解散することを決意したと告げる。そんな中、潤平は春斗と芸人を志した日々を振り返り、春斗に一つだけ『秘密』にしていることがあると思い返す……。

その頃もう一人のマクベスである瞬太(神木隆之介)はなぜか春斗や潤平と共に通った母校の屋上に佇んでいた。そこは春斗との思い出の場所でもあった。何も知らない春斗だったが、里穂子(有村架純)から気になることがあると話を切り出されると、里穂子が働くファミレスで瞬太が「遺書」を書いていたのだという。それは「屋上」というコントの小道具として書いていただけだと説明する春斗だったが、何やらいつもと状況は違うようで……。

「解散」を宣言することで動き出したトリオ芸人。彼らと巡り会うことで動き出した姉妹。暗闇の中を歩いているかのように見える5人の若者たち。……だが1時間後、彼らを見ていただいた人はなぜか彼らを「美しい」と感じてしまう。そんなまさかの結末を迎える第2話。是非ご覧ください。

マクベスの「屋上」というコントの動画を見る、マネージャーの楠木。

春斗演じる男性と潤平演じる女性のカップルが、引っ越したばかりの新居のベランダにいます。

二人は、向かいの屋上から瞬太演じる青年が飛び降りようとしているのに気付き、彼を必死で止めるのでした。

そして春斗は楠木から、解散を撤回するよう説得されます。

瞬太の働く焼き鳥屋に行き、その話をする春斗。

そして潤平は今日、里穂子のいるファミレスで彼女の奈津美と会うことになっていました。

奈津美を待つ潤平は里穂子から、春斗が解散の責任を感じているようだと聞かされます。

しかし、そもそも最初にコントをやろうと言い出したのは潤平でした。

しかも、春斗の前に瞬太を含む二人に声をかけて断られたことを秘密にしていたのです。

もともと潤平は、当時バスケ部のエース・小林とつきあっていた奈津美に振り向いてほしくてコントを思いついたのでした。

そして文化祭当日は、奈津美がコントを笑いながら観てくれたことに夢見心地だったのです。

すべては奈津美への求愛行動だったので、春斗が真剣にコントをやりたいと言い出したのは寝耳に水でした。

しかし奈津美から「コント最高に面白かった」というメールをもらった潤平は、春斗の誘いを受けてしまったのです。

そして今は、大手製薬会社で働く奈津美と世界が違ってしまったと感じるのでした。

そのころ焼き鳥屋では、解散を惜しむ大将に春斗が八つ当たりをし、店を飛び出していました。

ファミレスを出た潤平は、奈津美と公園のブランコに乗りながら話をしていました。

解散の話をし、小林が社長になって成功したことで奈津美に申し訳なく思うと言う潤平。

しかし奈津美は潤平を選んで後悔していない、芸人を本気で続けたいなら応援すると告げるのでした。

そして翌朝、瞬太と話をしていた春斗は、潤平が自分より先に瞬太に声をかけていたと知ってショックを受けます。

落ち込む春斗は、たまたま会った里穂子に話したいことがあると声をかけられるのでした。

里穂子からファミレスで春斗が遺書を書いていたと聞かされた春斗は、コントの小道具だと話します。

しかし里穂子は、小道具なら中の手紙までは書かないはずだと反論するのでした。

そして瞬太がプロゲーマー時代のインタビューで27歳までしか生きないと言っていた、明日が彼の28歳の誕生だと言うのです。

一方、恩師の真壁に解散の報告をしに行った瞬太は、その後高校の屋上に一人たたずんでいました。

バイトの後で家に戻った潤平は、春斗から、どうして先に瞬太に声をかけたことを言わなかったのかと文句を言われます。

喧嘩になってしまい、「お前なんかと組むんじゃなかった」と言って出て行く潤平。

そして瞬太の誕生日。

彼はつむぎの働く店で店員たちにケーキで祝ってもらい、なんだか切なそうにしていました。

そのころ春斗は、「屋上」のコントの小道具が入っている段ボールの中から、瞬太の書いた遺書を見つけます。

帰宅したつむぎから、一緒に帰ってきた瞬太が川の方に行ったと聞いた里穂子は、外に飛び出します。

その時、公園でスニーカーを探していた潤平に会うのでした。

一方、瞬太に電話をした春斗は彼が橋の上にいると行き、絶対死ぬな、今から行くから動くな、と念を押します。

橋の上で瞬太は、プロゲーマー時代のインタビューで、27歳で死ぬと話していたことを思い出します。

それは彼の父親や、父親が好きだったミュージシャンなども27歳で亡くなっていたからでした。

高校時代、瞬太が死んでもいいような気分で校舎の屋上に立っていた時、たまたま現れた春斗に心配されたことがありました。

春斗は、潤平が明日奈津美に告白しようとしている、自殺があって休校になると告白の計画が狂うし、成功率も下がると言ったのです。

思わず笑ってしまった瞬太は、その後春斗と二人で体育倉庫の飛び箱の中に隠れ、潤平の告白を見守ります。

潤平はなぜかアキレス腱を伸ばす運動をし、やってきた奈津美に逃げられて追いかけて行きました。

その後教室に戻った春斗と瞬太が笑いをこらえきれずにいると、そこに潤平がやって来ます。

惜しかった、という潤平にまた笑ってしまう二人。

それから瞬太は、春斗たちと一緒に過ごすことが増えたのです。

瞬太は、ラーメン屋で春斗に相方に誘われた潤平を、心底羨ましく思っていました。

5年前、ゲームの大会で優勝した後に二人のライブを見た時も、自分よりずっと輝いて見えたのです。

そしてマクベスに入れてほしいと頼むつもりでいた時に、春斗の方から誘われ、彼が誰かの願いや希望を叶えてくれる人だと感じたのでした。

その時、橋の上にいた瞬太を見つけた春斗がやってきて、どういうつもりかと怒ります。

瞬太は、マクベスとしてステージに立つのがあとわずかと思うと心を込めたくて、コントの青年の気持ちになり切って遺書を書いたと言うのでした。

そこに里穂子も駆けつけてきます。

潤平からも瞬太に電話があったようですが、春斗と喧嘩したので来にくかったようでした。

里穂子は、潤平は本当に春斗とコントをやりたかったはず、先に瞬太を誘ったことを黙っていたのは、春斗がへそを曲げると思ったからだと話します。

そして潤平の昔のブログに高校時代によく行ったラーメン屋の話が出てくること、「あの日の選択は間違っていない」と書かれていたことを話します。

しかし春斗は素直になれないのでした。

春斗と瞬太が帰宅した後、潤平も戻ってきます。

彼は、明日のライブのネタを変えようかという瞬太に、「屋上」のままでいいと言うのでした。

ライブ5分前になって、瞬太にテラスに飛び込んでくる場面のタイミングを遅らせてほしいと言う潤平。

そして奈津美に告白した時のように、アキレス腱を伸ばし出すのでした。

ライブ後、3人は潤平のアドリブが滑った話をしながら、焼き鳥屋に行きます。

春斗は、大将にこの間のことを謝るのでした。

里穂子やつむぎもやってきて、皆で飲みながら高校時代に潤平の告白を春斗と瞬太がこっそり見た話をします。

お前も隠しごとあんじゃないかよ、と言う潤平と笑い合う春斗。

里穂子は、ライブでどんなアドリブを言ったのか聞きますが、春斗たちは覚えていないと笑ってはぐらかすのでした。

しかしそのアドリブは、潤平なりの春斗への謝罪だったのです。

コントの終盤、自殺を思いとどまった瞬太演じる青年は、止めてくれた春斗演じる男性にお礼を言います。

すると潤平演じる彼女も、春斗に「あなたを選んでよかったわ」と言ったのです。

そして瞬太も、二度と死のうなんて思わないと春斗に伝えたのでした。

潤平の高校時代の思い出が語られ、前回で春斗の回想に出てきた場面が違う視点で見られるのが面白かったです。

楠本役の中村倫也さんや奈津美役の芳根京子さんなど、思いがけない豪華キャスト登場に驚きました。

奈津美が潤平の夢を応援してくれていることにもホッとしました。

3人が一緒にいるきっかけになった潤平の告白にまつわる思い出がとても面白く、笑ってしまいました。

そして瞬太が春斗に誘われた潤平をうらやみ、春斗のことを誰かの願いや希望を叶えてくれる人だと思っていたと知り、しんみりしてしまいました。

瞬太の過去のインタビューだけでなく、潤平の個人ブログまで知っている熱烈ファンぶりを披露し、春斗たちに引かれている里穂子が面白かったです。

不器用な潤平がコントのアドリブで春斗に謝った場面には胸を打たれました。

マクベスの3人がとても愛おしく思え、なんとか解散しないでほしいと思ってしまいます。

次回もとても楽しみです。

【コントが始まる】3話:ネタバレ・あらすじ・感想

つむぎ「ウチのお姉ちゃんはヤバい。それもかなり……」
春斗「危うさで言ったらウチの兄貴の方が断然上だ」
コント『奇跡の水』。明転した舞台に現れたのは兄弟を演じる春斗(菅田将暉)と潤平(仲野太賀)、そして謎の男を演じる瞬太(神木隆之介)。誰が見ても怪しさ全開の水を崇拝する兄とそれを説得する弟をテーマにした、マクベスのとりとめのないコントの『前フリ』が始まる―――。

1年半前、廃人寸前になっている姉・里穂子(有村架純)を自宅で見つけて以来、転がり込んで生活を共にしているつむぎ(古川琴音)。彼女の最近の心配は、誰も知らない売れないお笑いトリオ『マクベス』になぜどっぷりとハマった里穂子が、彼らの解散発表以来ため息ばかりついていること。

一方、春斗が気にかけているのは、完璧人間だった兄・俊春(毎熊克哉)のこと。非の打ち所のない順風満帆の人生を歩んできた兄だが、突然人生に挫折。今では実家の部屋に引きこもっている。自分が好きな道に進めたのは、しっかり者の兄がいてくれたから。春斗は自分も兄を追い込んでしまった一端を担っていると感じていた……。

問題を抱える二つの兄弟関係。交わるはずのない2組の関係性にはある一つの「秘められた共通性」が存在していた。孤独に陥りやすい現代にだからこそ届けられる想いが詰まった第3話。危うい兄弟のお話は、またしても想像をしていなかった笑顔あふれるクライマックスへとつながっていく!

マクベスのコント「奇跡の水」は奇跡の水にハマりおかしくなった潤平演じる兄を、春斗演じる弟が説得しようとする内容です。

マルチ商法を題材にしたこのコントは里穂子のお気に入りでした。

しかし一緒に暮らす妹のつむぎは、そんな姉をやばいと思っていました。

つむぎが里穂子と一緒に住み始めて1年半になります。

もともとは、里穂子が音信不通なので見てきてほしいと母に言われたのが始まりでした。

そしてつむぎが家を訪ねると、里穂子は1週間風呂に入らず、食事もしていない状態だったのです。

世話をして回復を待ち話を聞くと、どうやら会社を辞めて彼氏にもふられたようでした。

バイトを見つけて仕事を始めたものの、客として来たマクベスにハマり、彼らの動画を夢中になって見てばかりの里穂子。

そしてマクベス解散の話に落ち込む姉の様子に、どう母に報告したらいいか迷っているつむぎでした。

つむぎはバイト先に来た瞬太に、里穂子の話をします。

そしてまっとうに生きていた姉が、こんなに簡単に不幸になるなんてショックだと言うのでした。

帰宅した瞬太は春斗に里穂子の話をし、彼女が「奇跡の水」のコントを気に入っているらしいと言います。

しかし春斗は、つむぎがやばいと言う里穂子よりも自分の兄の方がやばいと思っていました。

「奇跡の水」は兄のことをモデルにした実話だからです。

そのころ春斗の兄は、真っ暗な部屋でひとり「奇跡の水」の動画を見ているのでした。

一方、マネージャーの楠木が解散を考え直せと言っているのを知った潤平は、親を説得するために実家の酒屋を訪ねます。

しかし父は不在で、母からは義兄が酒屋を継いでくれることになったと言われます。

納得がいかない潤平ですが、逆に自分勝手だと言われてしまうのでした。

そのころ、春斗も実家に戻っていました。

春斗の兄は小さいころから文武両道で、仕事も結婚もとんとん拍子でした。

そんな兄のおかげで、春斗は好き勝手できたのです。

しかし兄は2年前から興神水という怪しい水にハマり、春斗にも送りつけてくるようになりました。

春斗が目を覚まさせようとしても聞き入れず、ついに兄は離婚し仕事も友人も失ったのです。

兄は強い人でしたが、それゆえに周りに助けを求めず、孤独を招いてしまったのでした。

それは彼の優秀さに期待や安心をしていた家族のせいでもあると思う春斗。

父の話では、兄は夜遅くシャワーを浴びる時しか部屋を出ないようです。

しかしマクベスの解散を知った時は、自分のせいだと部屋から出てきて大騒ぎしたようでした。

兄のためにもう少しマクベスを続けようとかと言う春斗ですが、父親からは約束はどうなったのかと責められてしまいます。

春斗は兄の部屋の前に行き、「解散するの、兄ちゃんのせいじゃねえから」と話しかけます。

そしてたまには湯船に浸かったらと言うのでした。

兄はマクベスを誰より応援してくれて、自分の結婚式の披露宴でも宣伝してくれたのです。

夜になり帰宅した里穂子は、つむぎが瞬太を家に上げていることに驚きます。

その時チャイムが鳴り、瞬太が呼んだ春斗と潤平も訪ねて来るのでした。

そして、みんなでタコ焼きパーティーをすることになります。

パーティーの最中、潤平から彼氏はいないのかと聞かれた里穂子は、1年半前、結婚を考えていた彼氏に他の女性に乗り換えられたことを話します。

それはつむぎも知らない話でした。

それからしばらくして仕事を辞めたが、彼氏のこととは関係ないと言う里穂子。

同じ部署の人の取引先とのトラブルを助けているうち、気づいたら責任を一人で追わされていたのです。

責任を押し付けてきた人たちは裏でトラブルの原因を里穂子のせいにし、いつのまにか彼女は孤立していたのでした。

トラブルがひと段落したころ、辞表を出した里穂子。

彼女は帰宅途中に酒を飲んで酔いつぶれ、パソコンやスマホの入ったカバンを川に投げ捨てました。

それから1ヵ月家から出られなかったのです。

今でも頑張るのが怖い、頑張って傷つくのが怖いと言う里穂子。

でもそれが寂しいと涙を流すのでした。

その場は重い空気に包まれますが、潤平が里穂子に自分の洗った足をふいたタオルを渡したのがきっかけで、皆に笑いが戻ります。

マクベスの3人が帰宅したあと、ご機嫌に「奇跡の水」の歌を歌う里穂子を見つめるつむぎ。

そして母に「お姉ちゃんは心配しなくても大丈夫」と連絡するのでした。

春斗は瞬太に兄のことを聞かれ、まだ部屋に引きこもっていると話します。

兄は何も言ってくれないと言う春斗に、電話してみたらと勧める瞬太。

たとえ出なくても、着信履歴は心配しているというメッセージだからと言うのです。

そして春斗からの着信に気づいた兄はハッとしますが、電話には出ないのでした。

一方、潤平は恩師の真壁に電話し、人生の岐路に立たされているので会って相談したいと話すのでした。

春斗の兄は久しぶりに風呂の湯船に入り、閉めたままだった部屋のカーテンを開けます。

そのころ、つむぎからどうして「奇跡の水」のコントが好きなのか聞かれた里穂子は、おかしくなっていく兄を諦めない弟の姿が妙に愛おしいんだと話すのでした。

春斗に、兄から電話がかかってきます。

河原に座った兄は、自分が再婚するとき、また披露宴でコントをやってくれと言うのでした。

そして、両親なら長男の自分がおとなしくさせるから、お前は好きなことをやれと告げます。

「どんなに俺を説得しても無駄だ」と言う兄に、コントを見てくれたのかと笑う春斗。

「奇跡の水」のコントでは、春斗演じる弟がどんな願いもかなえるという「奇跡のブレスレッド」を身に着け、潤平演じる兄を説得しようとするのです。

しかしブレスレッドが効かない兄が「どんなに俺を説得しても無駄だ」という台詞を言うのでした。

姉のことをヤバいと思いながらも、廃人状態の里穂子の世話をせっせと焼いた妹のつむぎはいい子だなと胸が温かくなりました。

コント「奇跡の水」が春斗の兄をモデルにしていたというのは衝撃で、それぞれの家庭にいろいろな事情があるのだと思わされます。

優秀で人生がすべて上手く行っていた春斗の兄が、マルチにはまり転落して行く様子に胸が痛みました。

強すぎて周りに頼れなかったから、という話も辛いです。

そんな兄に、解散は彼のせいではないことを告げ、たまには湯船に浸かったら、と勧める春斗の優しさが胸に染みました。

里穂子の辛すぎる過去と、涙を流す姿に思わずもらい泣きをしてしまいました。

潤平の行動をきっかけに皆に笑顔が戻った時はホッとして、里穂子はマクベスのこういうところにずっと救われて来たのだと感じました。

春斗の電話がきっかけで兄が外に出られたのも本当に良かったです。

春斗の背中を押した瞬太の言葉も胸を打ちました。

里穂子とつむぎ、春斗と兄、それぞれの兄弟愛が伝わったとても良い回でした。

【コントが始まる】4話:ネタバレ・あらすじ・感想

潤平「瞬太は父親を早くに亡くし、母親とは明らかにうまくいってなかった」
里穂子「つむぎは昔から面倒見がいい。弱ってたり傷ついてる人を放っておけない性格だ」
コント『捨て猫』。ステージに現れる段ボールに入った捨て猫役の春斗(菅田将暉)と、野良猫役の瞬太(神木隆之介)。マクベスによるとりとめのないコントの前フリが流れて―――。

潤平(仲野太賀)は、高校の担任・真壁(鈴木浩介)を呼び出し、彼女の奈津美(芳根京子)と共に昔話に花を咲かせていた。その中で、トリオ名「マクベス」の名づけの由来に真壁が関わっているという話になり、高校時代、瞬太(神木隆之介)の車にマクベスの3人と真壁が共に乗った1日のことを想い出す……。その日は真壁の息子が生まれた日。なぜか瞬太は生まれたばかりの息子を愛くるしそうに見つめる真壁を見て、涙を流していた―――。

一方、里穂子(有村架純)は自宅で一生懸命に熱帯魚の世話をする妹のつむぎ(古川琴音)を見て、同じく昔のことを思い出す。姉のことを献身的に支えてくれる今の日々もそうだが、つむぎは昔から面倒見がよく、傷んだ人形で遊んだり、捨て猫を拾ってきたり、とにかく傷ついた存在を放っておけない性格だという―――。

全く交わらない二人の昔話が、現代でまたも数奇に絡み合うことに。親と子。傷を持つものと、それを優しく包むもの。意地と甘え。様々な相反するものを乗り越えたその時、この物語は奇跡の数十秒を生み出す。見た後に誰かに優しくしようと思える温かさ溢れる第4話。お見逃しなく。

コント「捨て猫」。

春斗演じる捨て猫・タマは瞬太演じる野良猫と出会います。

野良猫は、自分の方が飼い主を選ぶんだと偉そうにしています。

マクベスのコントは春斗が作っていますが、この「捨て猫」だけは瞬太の作でした。

潤平は恩師の真壁に相談に乗ってもらおうと、瞬太がバイトする焼き鳥屋で会っていました。

真壁がマクベスの名前の由来を尋ねたことから、高校時代の思い出話になっていきます。

高校時代、3人がコンビニ前でたむろしている時、潤平が「マクベス」という名前はどうかと提案したのです。

それは「真壁の教え子」という意味で、考えたのは奈津美でした。

その時、真壁が通りかかります。

もうすぐ子供が生まれると言う彼を、3人は瞬太の車で病院に送って行ったのでした。

無事に生まれた子供を真壁とその妻がいつくしむ様子を見て、瞬太は涙を流します。

彼は父を早く失くし、母とも上手くいっていなかったのです。

そして高校を卒業したら一人暮らしを始め、母とは絶縁状態になったのでした。

真壁は、母と7~8年会っていないらしい瞬太に、会ってやれと諭します。

実は2年前に瞬太の母がマンションを訪ねてきて、居留守を使う瞬太の代わりに春斗と潤平が彼女と食事をしたことがありました。

自分でも最低だと自覚していると言う母は瞬太が居留守を使ったと知っており「いつか会わせてね」と2人に頼んだのです。

しかし春斗たちがその月のライブに誘っても来ることはありませんでした。

結局、真壁に相談をしそびれた潤平は、今度マンションに遊びに来てもらう約束をします。

真壁は「遮二無二やれよ」と昔からの口癖で皆を励ますのでした。

一方、里穂子は昔から面倒見がいい妹のつむぎについて考えます。

彼女は中学高校と野球部のマネージャーを務めあげ、しかしその後は無気力になり大学にも行かず職を転々し、今はスナックで働いているのでした。

そんなつむぎは、同じスナックで働くうららを、住む家がなくて困っているからと里穂子のマンションに連れてきます。

最近、瞬太のスマホには母からしつこく電話がかかっていました。

しかし瞬太は親子の縁を切ったからと全く出なかったのです。

そして真壁が家に来る日、今度は知らない番号から電話がかかってきます。

電話に出た瞬太は母の死期が近く、明日まで持つかどうか分からないと知るのでした。

春斗たちは驚き、今すぐ病院へ行けと説得しますが、瞬太は放っておいてくれと言って出て行ってしまいます。

瞬太からSOSのメッセージをもらったつむぎは、彼に会って事情を聞きます。

そして、顔も見たくないほど恨んでいるなら文句のひとつでも言ってやればと勧めるのでした。

その後、瞬太がタクシーで病院に向かったと知った春斗たちはほっとします。

春斗たちのマンションには真壁が来ていました。

大学時代に落研のメンバーと3人で共同生活をしていたと言い、春斗たちの生活ぶりを懐かしがる真壁。

潤平は真壁に、マクベスを解散するかどうか迷っていると話します。

すると真壁は解散したほうがいいとあっさり告げるのでした。

大学を出てから相当回り道をしたから、夢を追いかける辛さが分かると言うのです。

「これから先の10年は別次元の苦しみだぞ」と言われた春斗たちは言葉を失います。

いつものように「遮二無二やれよ」と言ってくれると思っていたのです。

一方、病院に着いた瞬太が声をかけると、母はうっすらと目を開けるのでした。

瞬太は彼を否定してばかりで自分は好き勝手にしていた彼女に文句を言います。

最後もこんな急で、許す時間もやり直す時間もないとこぼす彼に、「ごめんね・・・」と告げる母。

瞬太は涙し、母の嫌いな金髪できてしまったと言い「ごめんね」と謝るのでした。

母は静かに目を閉じ、瞬太はその手を握ります。

そして葬式の日。

春斗は里穂子に、つむぎのおかげで瞬太が母の死に目に会えたと話します。

葬式が終わり、帰りの車の中でネタ合わせの話をする瞬太に、今日は休めと言う春斗たち。

しかし瞬太は自分にはもうマクベスしかないと言うのでした。

ファミレスにマクベスが現れて驚く里穂子。

しかし彼らがコーヒーを4人分頼み、まるで瞬太の母がそこにいるかのように話しているのを見て、ほほえむのでした。

焼き鳥屋の大将は、自分を親だと思っていいと瞬太に伝えます。

入った時からそのつもりです、と答える瞬太。

その後、つむぎのスナックに寄った彼は酔っ払い、いつものあれが食べたいとねだります。

そしてつむぎは彼を家に呼び、手作りしておいたミートソースのスパゲッティをふるまうのでした。

里穂子は、つむぎには傷ついて救いを求める人たちが集まってくると感じます。

けれど、もっと自分のことを大切にしてほしいと思うのでした。

マクベスのコント「捨て猫」。

春斗演じる捨て猫タマは、瞬太演じる野良猫に説得され、飼い主の元に戻っていきます。

その途端、タマが入っていた箱に入る野良猫。

金持ちの飼い主のところにしか行かないと言っていた彼ですが、通りかかった潤平演じる貧乏なおじさんに拾ってもらおうとするのでした。

いつも明るくムードメーカーな瞬太に、母親との確執があったことに驚きました。

そんな彼を心配する春斗や潤平の優しさ、そっと寄り添うつむぎの温かさに心を打たれました。

瞬太と母の別れの場面は切なくて涙が出ましたが、最後に仲直りができて良かったです。

葬式のあと、ファミレスでコーヒーを4人分頼んでワイワイしているマクベスを見て、仲間っていいなあと思いました。

真壁から解散を勧められてしまったのは衝撃でしたが、それだけ彼らに親身になってくれているのでしょう。

マクベスがどうなっていくのか、次回もとても気になります。

【コントが始まる】5話:ネタバレ・あらすじ・感想

つむぎ「努力してなんにも結果が出なかったときのことばかり想像して、一歩も動けなくなった……」
瞬太「ボクが「マクベス」に入れて貰ってからの5年間は、楽しい思い出ばかりだった……」
コント『カラオケボックス』。ステージに現れる中年カップル役の瞬太(神木隆之介)と潤平(仲野太賀)。そして、カラオケ店員役の春斗(菅田将暉)。制限時間を告げる店員の前で、中年カップルは『延長』をめぐって揉めだして……。マクベスによるとりとめのないコントの『前フリ』が始まる―――。

里穂子(有村架純)と共に生活をし始めてから1年半の月日が流れたつむぎ(古川琴音)。今流れる時間に不満はなくとも、このまま姉の家に居座り、横で世話をし続ける日々に疑問を感じ始める。しかし、変えなくてはいけない現状を理解しつつも、何かの一歩を踏み出すことに恐怖に似た感情を持つつむぎ。―――その横には無邪気な顔で夢を追いかけ続けるように見える瞬太が居た。

一方の瞬太は自身がプロゲーマーを引退し、春斗や潤平と共にマクベスとして活動を始めてからの煌めくような日々を思い返していた。だが、少しずつ今の自分たちの姿はその時から「変化」を持ち始めていることにはずっと気付いていて……。

20代後半。それは一つの決断の瞬間でもある。様々な現実と夢との境界線。「変わる」ということには勇気とそして恐怖が伴うことは分かっている。マクベスと中浜姉妹、それぞれの現状を維持すべく「延長」を続けた果てにこの日下す決断とは!?5人の生き様が大きくうごめき始める必見の第5話。一度でも夢を目指したことのある人、夢を抱いたことのある人、そして誰かと大切な時間を過ごした経験のある全ての人に突き刺さる、共感の物語が今始まる。

マクベスのコント「カラオケボックス」。

店員が部屋に入ると、女が男に奥さんといつ別れるのかと迫っています。

その動画を、彼らのかつての同級生・勇馬が見ていました。

つむぎは、このまま里穂子の家にいていいのかと迷っていました。

何も目標が持てない彼女は、人助けして感謝されることでその罪悪感を和らげる自分を、ずるい女だと思っていたのです。

春斗はマネージャーの楠木に、かつての同級生で今は社長をしている勇馬から、マクベスに仕事の依頼が入ったと聞きます。

しかし勇馬は奈津美の元彼で、潤平は今でもそれを気にしていました。

春斗は勇馬に会って彼の真意を聞くことにします。

一方、里穂子は店長の光代から、中途採用試験を受けて社員になったらどうかと勧められていました。

瞬太は、マクベスに入ってからの5年を思い出します。

共同生活の始まりに寝るポジションを決めようとじゃんけんをしたことなど、楽しい思い出ばかりでした。

所属事務所の芸人はマクベスしかおらず、地方での営業で初めて先輩芸人・マッカランと会いました。

彼らは芸人をやめるかやめないかでもめていましたが、春斗と潤平の話ではいつものことのようでした。

あの年になっては、どちらに行ってもいばらの道だと言う春斗たち。

そのころ宿泊費を浮かせるために車の中で寝泊まりしながら、マクベスは将来のことを語り合っていました。

もし夢がかなわなくても、それを語り合う時間があれば瞬太は幸せだったのです。

しかし今の彼らは寝る時に話をすることもなくなっていました。

布団の中でマッカランの千葉が中古屋で働いているらしいと話す瞬太ですが、春斗も潤平も寝たふりをして、何も言わないのでした。

つむぎは、里穂子が光代に中途採用試験を勧められたことを知ります。

じっとしているとろくなことにならないと言われたという里穂子の言葉に、考え込むつむぎ。

潤平が雀荘のバイトに行くと、同じ高校にいた岡部が会社の先輩たちと来ていました。

面白いことをしてと言う先輩たちの前で、言葉に詰まってしまう潤平。

店長の助け舟でその場を離れますが、先輩たちに面白くないと言われ、一人倉庫で叫ぶのでした。

一方、春斗は勇馬に会いますが、彼は潤平のことをもう何とも思っていないようでした。

そして高校時代は春斗たちが羨ましく、卒業した頃はマクベスに失敗してほしいと思っていたと明かします。

しかし自分の進む道がハッキリしてきたらマクベスの頑張りが励みになったと言うのでした。

そんな彼に、同情なんかいらない、自分たちのことを下に見ているから励みになったんだろうと怒りをぶつける春斗。

そして同級生に仕事をめぐんでもらう程落ちぶれていないと言うのでした。

その夜、マクベスは公園でコントの練習をしますが、潤平は明らかにやる気のない様子でした。

その後里穂子のファミレスに行くものの、ほとんど会話のない3人。

やがて潤平は、春斗が勇馬からの仕事の依頼を断ったことを聞かされます。

勇馬は潤平のことなんか気にしてなかったと言う春斗の言葉に、「もう疲れたわ」とつぶやく潤平。

春斗にも世間にも見下され、平凡じゃないふりをするのに疲れたと言うのです。

やってみなきゃ分からないと訴える春斗ですが、黙り込む潤平に「じゃあやめたいって言えよ!」と怒鳴ってしまうのでした。

瞬太は頭を抱え、5年前のライブでマッカランと一緒になった時のことを話し出します。

春斗と潤平が、彼らがああなったらだめだと言っていたマッカランの二人と重なったと言うのです。

春斗は「もうダメじゃん」とつぶやきます。

そしてマクベスは、6月のライブを最後に解散すると決めたのでした。

瞬太と潤平は帰り、ファミレスには春斗が一人残っていました。

彼は里穂子に、バイトが終わったら公園で話をしたいと頼むのでした。

一方、家に帰った瞬太は布団の中で、ライブがめちゃくちゃ楽しくて解散がもったいないと話します。

しかし潤平は、あと少しで終わるからそう思うんだろうと言うのでした。

そして、昔みたいに笑って終わろうという瞬太の言葉に同意します。

明け方になり、バイト終わりの里穂子と公園で会った春斗は、やはりマクベスが解散することになったと謝ります。

そして「努力って報われると思いますか」と尋ねるのでした。

里穂子は分からないと言いながらも、後から遅れて結果が出る努力もあると話し出します。

高校時代に華道部の部長をやっていた彼女は、3年生で全国大会の優勝を目指したものの3位で終わったのが心残りでした。

しかし先日店に来た婦人たちに花の種類を聞かれて答え、とても感謝されたと言うのです。

そのことで昔の頑張ってきた自分を初めて肯定してあげられた、だからマクベスでやって来た10年間は無駄ではないと話す里穂子。

春斗は笑うと、話が長いと言うのでした。

里穂子は、春斗が自分のことを見下していると怒ります。

そしてマクベスは楠木に解散の意思を伝え、最後のライブまで残り1ヵ月となりました。

つむぎはマクベスの解散に落ち込む里穂子に、自分の引っ越し先を決めてきたと話します。

そして中浜姉妹も解散だと言うのでした。

マクベスのコント「カラオケボックス」。

瞬太演じる男性と潤平演じる女性は部屋の延長を頼みますが、春斗演じる店員に12時で店をたたむので無理だと言われます。

男女は気の毒がりますが、店員はやめることがすべてネガティブとは限らないと言うのでした。

皆が辛そうにしていて、見ていて苦しくなってしまう回でした。

瞬太はマクベスに楽しい思い出ばかりなのに、潤平がいいことの方が少なかったと言っていたのが切ないです。

そんな彼に向かって怒鳴った春斗の涙が胸を打ちました。

絶望的な状況の中、努力は報われるかと尋ねる春斗に、後から報われることがあると話した里穂子に救われました。

マクベスも中浜姉妹も解散が決まり、それぞれ残りの時間をどう過ごすのでしょうか。次回もとても気になります。

【コントが始まる】6話:ネタバレ・あらすじ・感想

春斗「潤平がこの10年間変わらずに信じ続けた物を一つでも成就させてやりたかった……」
コント『金の斧銀の斧』。ステージに現れるきこり役の春斗(菅田将暉)とその弟子を演じる潤平(仲野太賀)。チェーンソーを池に落としてしまった潤平の前に、女神役の瞬太(神木隆之介)が登場して……。マクベスによるとりとめのないコントの『前フリ』が始まる―――。

正式に解散が決まり、残された日々を過ごすマクベス。実家の酒屋を継ぐ決心をした潤平は、高校時代から付き合っている恋人・奈津美(芳根京子)との関係に人知れず閉塞感を感じ始めていた。もともとは奈津美を笑わせたい一心で始めたお笑いだったが、マクベスが解散する今、大企業で働いていて自分とは不釣り合いな奈津美との関係も終わらせるべきなのか……。一方の奈津美もまた、芸人を辞めた後の潤平をどう受け止めていいのか悩んでいて……。マクベスという柱を失い、二人の関係は未来が見えなくなり始めていた。

そして、マクベスを心の支えにして来た里穂子(有村架純)もまた、これから進むべき28歳以降の未来について、人生の岐路に立たされる。それは、これから里穂子の家を出て行くつむぎ(古川琴音)と、マクベス以外の生き方を知らない春斗も同じで……。

努力が報われなかったかもしれない人生。それでも変わらずに信じていいものは心の中にきっとあるはず。「未来」が見えなくても、「今」が俯く状況でも、それでも「今日」できること、「今日」の幸せは絶対にある。見た人が少しだけ前を向けるように、そっと背中を押される第6話。暖かな胸の高鳴りがここにある。

マクベスのコント「金の斧 銀の斧」。チェーンソーを池に落とした男と、それを怒る親方。そこに池の女神の格好をした女・池野メガ美が出て来て、落としたのは金の斧か私の家のアパートの合いカギかと聞きます。チェーンソーだと答えた男に、自分に正直じゃないと言って消えてしまう女神。その動画を見ているのは潤平の姉・弓子でした。

マクベスと中浜姉妹は、思い出のラーメン屋「ポンペイ」にいました。自分がどこでも下の名前で呼ばれないとこぼす里穂子を、今日から下の名前で呼ぼうと言い出すマクベス。

その後実家の酒屋に行った潤平は、弓子から酒屋を継ぐことについてちゃんと奈津美と話した方がいいと言われます。一方、奈津美は、芸人を辞めた後の潤平をどう受け止めればいいのか考えていました。

瞬太から潤平が奈津美と別れるかもと言っていたと聞いた春斗は、家に戻って潤平に確かめます。すると彼はマクベスも終わるしもう潮時だと言うのでした。しかし春斗は、奈津美が潤平とつきあったのは、笑わせてくれるからではないと思っていました。

高校時代のある日、春斗が奈津美に声をかけます。潤平は勇馬と喧嘩して険悪になった奈津美を、彼女が勇馬からもらった指輪を失くした砂浜に呼びだしたのです。

奈津美が砂浜に行くと大勢の運動部員達と一緒に待っていた潤平が、「今日は7月23日、奈津美の日だ」とプレゼントを渡します。それは、車のナンバープレート「723」ばかりを撮ったたくさんの写真でした。

泣きそうになってお礼を言う奈津美と、潤平を胴上げする部員たち。奈津美は潤平の優しさと、大勢の仲間の協力を得られる人柄に感動したのです。

その後、ラストライブについて話し合っていたマクベス。瞬太はふと、結局誰も里穂子を下の名前で呼んでいないと気づくのでした。その後瞬太はつむぎに、里穂子の家で餃子パーティーをしようと持ちかけ、ラストライブのチラシを渡します。

一方、春斗は仕事帰りの奈津美と会って潤平の話をします。奈津美の誕生日当日、潤平は噴水で奈津美と待ち合わせていました。噴水の中からスウェットスーツを着て登場し、ホタテとカキの殻の中から真珠のイヤリングを見つけるサプライズを用意していたのです。

しかし奈津美は仕事のトラブルで行けなくなってサプライズは不発に終わり、潤平はイヤリングを彼女の家のポストに入れたようでした。春斗は奈津美に、潤平のような奴には二度と出会えないと言い、ラストライブのチラシを渡します。

春斗は潤平が10年信じ続けたものを、何か一つでもかなえてやりたいと思っていました。一方里穂子も、つむぎからラストライブのチラシを受け取るのでした。

その後、餃子パーティーのため、バイトを終えた潤平が里穂子の家に到着しました。彼は以前来た時のように、足を洗うために風呂場を借ります。

すると浴槽のふたが突然開きます。そしてスウェットスーツ姿で牡蠣とホタテの殻を持った奈津美が現れ、どっちを餃子に入れたいかと聞くのでした。驚いている潤平をはやし立てるマクベスと中浜姉妹。チラシの裏には、このサプライズの段取りが書いてあったのです。

餃子パーティーも盛り上がり、瞬太や潤平からさりげなく下の名前で呼ばれた里穂子は嬉しそうにします。潤平と奈津美も、とても楽しそうでした。

パーティーの後、一緒に帰った潤平と奈津美。潤平が実家の酒屋を継ごうと思っていると明かすと、奈津美は両親に会ってほしいと話します。奈津美がプレゼントのイヤリングをつけているのに気付いた潤平は、彼女を抱きしめて泣くのでした。

一方、実家に帰って兄がバイトを始めたと聞く春斗。彼は解散の後、自分が何をしたらいいのか分からないでいました。

帰り道、公園を通りかかった春斗は、酔ってブランコに乗りながら歌っている里穂子を見かけます。彼女は、妹は出て行くと言うしマクベスは解散すると言うし、どうやって生きて行けばいいかとこぼします。

そんな彼女に、自分こそどうやって生きて行くのか分からない、就職のことを教えてほしい、と言い「里穂子先輩」と呼ぶ春斗。すると里穂子は今の呼ばれ方はがっかりだと言いながらも、「やった~」とご機嫌になるのでした。

一方、マクベスのコント「金の斧 銀の斧」。潤平演じる男は、瞬太演じるメガ美にまた出会い、自分が落としたのは金づちです、ずっとあなたの愛におぼれていますと告げるのでした。

するとメガ美はあなたが落としたのは壊れたルンバだと答え、「ずっとあなたについていく」と言います。二人は抱き合い、春斗演じる親方は、しょうもないと言いながらも笑顔なのでした。

高校時代、奈津美にサプライズを仕掛ける潤平が最高にいい奴で、その青春が眩しく感じました。

彼が周りのみんなから愛され、奈津美が彼を選んだ理由が良く分かるエピソードです。

潤平にサプライズのお返しをした奈津美も、本当にいい子だと胸を打たれました。

二人のためにそれを計画した春斗たちの友情に心が温まります。

奈津美を抱きしめて泣く潤平に思わずもらい泣きし、二人の仲が上手く行って本当に良かったと思いました。

マクベスに下の名前で呼ばれて嬉しそうな里穂子も可愛いかったです。

【コントが始まる】7話:ネタバレ・あらすじ・感想

里穂子「生きることが苦しかった時、春斗さんが手がける温かいコントに人生を支えて貰った……」
瞬太「1ヶ月後に『マクベス』を解散したあとも……これまでと変わらない関係でいられるんだろうか?」
コント『無人島』。明転したステージに現れたのは、無人島で目を覚ました男たちを演じる春斗(菅田将暉)、瞬太(神木隆之介)、潤平(仲野太賀)。3人には一人一つずつ持ち物が支給されているはずだったが……。マクベスによるとりとめのないコントの『前フリ』が始まる―――。

マクベスの解散まで1ヶ月。酔って公園で春斗に大絡みしてしまった里穂子(有村架純)は謝罪をすべくマクベスのマンションを訪れていた。しかし、春斗は面倒臭がって取り合うことをせず……。里穂子が深酒をしてしまったのは恩田(明日海りお)に中途採用の話を断った後にしたある話がきっかけになっていた。そんな里穂子が抱える悩みに勘付いた潤平は奈津美(芳根京子)と共にファミレスを訪れ、奈津美の知り合いの転職エージェントへの紹介話を持ち出す。未だ次へ進むことに勇気が出せない里穂子だったが、春斗が自分を「里穂子先輩」と呼んでくれたことを思い出し―――。

一方、引っ越し先の家具を選ぶため瞬太と共にインテリアショップに訪れたつむぎ(古川琴音)。だが、些細なことから二人の間で喧嘩が勃発。兄妹のようだと公言していた二人の関係にも変化が訪れようとしていた。

これまで積み重ねた時間。離れがたきその思い出たちとも「別れ」なくてはならない時はくる。これから訪れる変化に怖気付きながらも、勇気を出して前に進もうとする若者たち。それぞれの人生が動き出す音が聞こえる第7話。ワケも分からないのに、こみ上げてくる涙が人生にはある。これはそんなひと時のお話。

放送終了後更新予定
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